NTT都市開発/神田駅西口ににぎわい拠点「神田多壱小路」オープン
2024年12月20日 10:00 / 店舗
NTT都市開発は12月19日、東京・神田駅西口ににぎわい拠点「神田多壱小路(かんだたいちこうじ)」(東京都千代田区)をオープンした。
JR神田駅から徒歩2分、飲食店が立ち並ぶ味わいのある路地空間が広がるエリアに出店。周辺は秋田佐竹藩とゆかりのある佐竹稲荷神社、出世不動尊など、神田らしさや歴史を感じられる空間も多数存在する由緒ある下町となっている。
地域のイベントが行われる際に開放できる約130m2の広場、東西方向をつなぎ回遊性を向上させる路地、神田の歴史を継承する秋田県産の杉を用いた2棟の店舗棟で構成されている。
飲食店は、韓国で300店舗展開している人気韓国料理店「五福家(オボンジップ)」が同日オープンした。
「テナガタコの直火炒め、ポッサム(ゆで豚)、マッククス(韓国風まぜそば)」がセットになった「オボンスペシャル」などがそろう。
また、12月23日「焼鳥のんき」が出店する。神田エリアにすでに2店舗ある「もつ焼きのんき」で有名な「のんき」グループの3店舗目となる。
物件所在地の旧町名は「多町(たちょう)」であり、現在でも町会名「多町一丁目町会(たちょういっちょうめちょうかい)」、前面の通り名称「多町大通り(たちょうおおどおり)」などにも旧町名が残っている。地域でも広く親しまれている名称であることから、多町の「多」と一丁目の「壱」を取り入れ、物件名とした。
開業に先立ち2024年10月に開催された、千代田区の「地域主導のウォーカブルな活動(プレイスメイキングの実証実験)」で採択された神田駅西口商店街振興組合主催の「つながる神田」イベントでは、同エリアが活用された。
こどもの遊び場、利き酒会、ミニオープンシアターなどでにぎわったという。
■神田多壱小路
所在地:東京都千代田区内神田3-17-9
敷地面積:535.62m2
延床面積:198.76m2(99.38m2/棟×2棟)
構造:木造亜鉛メッキ鋼板ぶき2階建
用途:店舗
アクセス:JR山手線・京浜東北線「神田駅」西口から徒歩2分
東京メトロ銀座線「神田駅」出口1から徒歩2分
事業者:NTT都市開発
設計・施工:スターツCAM
着工:2024年3月11日
完工:2024年10月11日
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