高輪ゲートウェイシティ/27日まちびらき、ニュウマン高輪は2店舗先行オープン

2025年03月25日 16:42 / 店舗

JR東日本は3月25日、高輪ゲートウェイ駅直結の大規模開発「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」のまちびらき前見学会を実施。3月27日のまちびらきを前にメディア向けに施設内などを公開した。

<ブルーボトルコーヒー>
ブルーボトルコーヒー

「未来への実験場」と定義する高輪ゲートウェイシティは、3月27日のまちびらきでは施設内の一部がオープンする。

延べ床面積計約6万m2・約200店舗で構成するルミネの商業施設「NEWoMan Takanawa(ニュウマン高輪)」は今秋の全面開業を前に、3月27日には「ブルーボトルコーヒー」と「ニコライ バーグマン」が先行オープンする。

「ブルーボトルコーヒー」はTHE LINKPILLAR 1(South2階)に、「ニコライ バーグマン」はTHE LINKPILLAR 1(North2階)にそれぞれ出店。ビルのエントランス部分に店を構えつつ、ショップとエントランスの境がない新たな空間を提案する。

<マーケティング本部の出川智之氏>
マーケティング本部の出川智之氏

JR東日本マーケティング本部まちづくり部門品川ユニット(次世代まちづくり創造)の出川智之マネージャーは「ニュウマン高輪」の顧客ターゲットとして「1つは高輪エリアにお住まいの方々に向けた商品、サービスを提供していく」とする。

エリア周辺について「大型スーパーや書店、カフェといった機能が欠落しているエリアだと認識している。そういった高輪のお住まいの方々に日々の暮らしにプラスアルファの提案ができるような『都市型商店街』をニュウマン高輪では整備していく」(出川氏)とした。

また、ニュウマン高輪では従来のルミネの商業施設のターゲット属性とは少し異なるアプローチを行う。

「ルミネといえば20代、30代の女性がメインのターゲット層だが、ニュウマン高輪ではそこにはこだわらず、男性であったり、ファッションに寄らない新しい形のニュウマンを展開していく」(同)との方針で、ファッションや雑貨だけではなく体験型の店舗なども出店し、幅広い年齢層の顧客に向けてサービスを提供していく。

<高輪ゲートウェイシティ外観>高輪ゲートウェイシティ外観

高輪ゲートウェイ駅構内では、2階の改札内にコーヒーとジェラートのクイックカフェ「MAISON CLASSIC CAFE」、3階の改札外にティーサロン「MAISON CLASSIC SALON」、3階改札外のクラフトシュークリーム専門店「MAISON CLASSIC FACTORY」がそれぞれ開店するほか、2階の改札外にはイベントスペース「マチアイ」がオープンする。

高輪ゲートウェイシティでは、自動走行モビリティやデリバリーロボットが走行するほか、専用アプリによるドリンクデリバリサービスなどにも対応。また、スタートアップ向けのビジネス創造施設も運営する。

■TAKANAWA GATEWAY CITY
https://www.takanawagateway-city.com/

取材・執筆 比木暁

ニュウマン高輪/ブルーボトルコーヒー 、ニコライ バーグマン3/27先行オープン

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