日本空港ビルディングは3月22日、関西国際空港における一部店舗の定期建物賃貸借契約を終了し、該当店舗の運営受託を開始すると発表した。
関西エアポートとの間で、関西国際空港旅客ターミナル内において、ブランド・ブティック店舗11店を営業しているが、その内の7店について、2017年3月末の定期建物賃貸借契約の契約期間満了に伴い、再契約をせず、関西エアポートと新たに契約予定の沖縄ディーエフエスから該当店舗の運営受託を開始する。
対象店舗は、カルティエ、ティファニー、ブルガリ、オメガ、ボッテガ・ヴェネタ、コーチ、ロレックスのブランド・ブティック7店、合計519.72m2。
これまで、関西国際空港旅客ターミナルにおいて、1994年の開港時から関西エアポートの前身の関西国際空港の直営免税店の運営業務受託と商品の卸売取引を行い、その後2013年3月末の運営業務受託契約終了後は、同ターミナルにおいて同社との間で定期建物賃貸借契約を締結して、ブランド・ブティック店舗11店を営業してきた。
今回、ブランド・ブティック店舗11店のうち7店について、2017年3月末に契約期間が満了となり、再契約をしないこととなった。
一方で、関西エアポートと新たに契約予定の沖縄ディーエフエスが、該当店舗の運営受託を開始することになった。
なお、他の4店は今回の契約期間満了の対象には含まれておらず、従来と同様に日本空港ビルデングが直接営業を継続する。