ユニー・ファミマHD/ユニー株式の100%売却は、現時点ではない
2017年10月12日 20:00 / 経営
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ユニー・ファミリーマートホールディングスの高柳浩二社長は10月11日、「ユニーの株式を100%売却することは、現時点では考えていない」とあらためて表明した。
同日、都内の本社で開いた2018年2月期第2四半期決算の記者会見で、ドンキホーテホールディングスとの資本業務提携で、ユニー株式の40%をドンキホーテHDに売却したことについて、記者の質問に答えた。
高柳社長は、「ただ、誰が1年前にドン・キホーテがユニー株式を取得すると考えただろうか。経営では何が起こるか分からない。早ければ来年2月からユニーの6店をドン・キホーテに転換する。ユニーにドン・キホーテの要素が加わり、店舗の業績が改善すれば、企業価値も上がる。企業価値があがることは、ユニーにとってもホールディングスにとっても良いことだ」と述べた。
「まずは、店舗の転換を進める。株式売却は、私の一存で決まるものではない。相手先があることで、ドンキホーテHDの気持ちも分からない」と語った。
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