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ドン・キホーテ、ユニー/ダブルネーム業態の詳細発表、半年~1年かけ検証

ユニー・ファミリーマートホールディングスとドンキホーテホールディングスは2月21日、ダブルネーム業態転換店舗5店の詳細を発表した。

<1号店のMEGAドン・キホーテUNY大口店>
1号店のMEGAドン・キホーテUNY大口店

ダブルネーム業態転換1号店「MEGAドン・キホーテUNY大口店」を2月23日に横浜市でオープンするのを皮切りに、3月9日「アピタ東海通」(名古屋市)、3月16日に「ピアゴ座間」(神奈川県座間市)、「ピアゴ星川」(三重県桑名市)、3月23日「アピタ豊田元町」(愛知県豊田市)、3月30日に「ピアゴ国府」(愛知県豊川市)をリニューアルオープンする。

これまでのユニーの主要顧客層は50代、60代だったが、既存店舗の商圏内には20代、30代、40代の顧客もいるため、顧客ターゲット層にニューファミリー層に設定した。

<佐古社長(中央左)とドンキホーテの関口氏(中央右)>
佐古社長(中央左)とドンキホーテの関口氏(中央右)

1号店のMEGAドン・キホーテUNY大口店の直営売上目標は、2016年度の旧ピアゴ大口店対比で約50%増。内訳は食料品(フード・リカー)約30%増、衣料・住居関連品(ライフスタイル・トレンドセレクト)約100%増とした。

ユニーの佐古則男社長は、「安さ、便利さ、楽しさがGMSを再生させるために必要だ。リアルな店舗がネット社会の中で生き残るには楽しさが一番のキーワードになる。ドン・キホーテが持つノウハウを生かしながら、半年から1年をかけ、ダブルネーム業態店舗を検証し、今後の業態転換につなげたい」と語った。

ドン・キホーテ出身で、長崎屋社長とユニー取締役常務執行役員社長補佐UFDプロジェクト担当の関口憲司氏は、「大口店は、売場面積約3300m2~約5000m2の小型のMEGAドン・キホーテでほぼ同じ店舗面積で、これまでは生鮮食品はフルラインで扱っていない規模だが、大口店はユニーが得意とする生鮮4品を要とした」。

「ユニーが得意とする生鮮とドンキが得意とするグロサリー・非食品を融合しポストGMSとして、それなりに仕上がった。3月9日にオープンする東海通店は、フルサイズのMEGAドン・キホーテの規模があるが、新しいドンキに挑戦する。6店とも異なる店舗規模、商圏の店舗を選定しており、さまざまな実験をしたい」と述べた。

<大口店地下1階>
大口店地下1階

青果・鮮魚・精肉・総菜(テナント・カネ美食品含む)の生鮮4品はユニーが担当し、一般食品、菓子、リカー、衣料品、住居用品はドン・キホーテが担当した。商品構成比は、ユニー約20%、ドン・キホーテ約80%程度となった。

これまでのユニーは食品70%、非食品30%程度の品ぞろえだったが、ドン・キホーテが衣料品、住居用品を担当することで、食品50%、非食品50%程度の商品構成となる。

<大口店1階>
大口店1階

コラボレーション店舗を作るにあたり、関口取締役は、「長崎屋を再生した時は、ドン・キホーテの方が長崎屋よりも大きくドンキがすべてをできた。ユニーとドンキは企業規模がほぼ同じで、ドンキがすべてをやれないため、一緒にやるべき状況があり、これはメリットだ。一緒にやることで、新しい生鮮、日用品の売場、新しい管理手法、接客サービスなどが生まれると思う」。

「ネガティブな要素として、ドンキが捨てられない本質的な現場への権限移譲、成果主義という点を、どこまで意識してやっていけるのか、意識を統一することに時間をかけてやっていきたい」と述べた。

<大口店2階>
大口店2階

佐古社長は、「ユニーとドン・キホーテが組むことになった時、ユニーの従業員の平均年齢からすると、ドン・キホーテを見に行ったことがないという従業員が多く、初期のドン・キホーテとしか知らないため、それに対する不安はあった。だが、現在のドン・キホーテを見に行って、お客さんでにぎわう様子を見て、その不安は和らいでいった」。

「ドン・キホーテが掲げる成果主義については、これまでのユニーにないものだが、ユニー・ファミリーマートホールディングス発足時にも導入している。ドン・キホーテに似た形にユニーも変わっていく」と語った。

2018年度は6店舗の成功と売上効果の精査に注力し、次年度から本格的な業態転換の準備を進める予定だ。

■今後の改装店舗
<MEGAドン・キホーテUNY東海通店>
MEGAドン・キホーテUNY東海通店
所在地:愛知県名古屋市港区港明1-10-28
オープン日:2018年3月9日
営業時間:9時~翌2時
定休日:年中無休
営業面積:約13,300㎡(専門店含む)
建物構造:地上4階建(3階~屋上は駐車場)
駐車台数:953台、駐輪台数:387台
商品構成:食品、生鮮(青果・鮮魚・精肉・惣菜)、酒、日用消耗品、家庭雑貨品、
化粧品、ブランド品、家電製品、衣料品、玩具・バラエティ、カー用品、
ペット用品、薬品、他
専門店数:31店(物販23店、サービス8店)

<MEGAドン・キホーテUNY座間店>
MEGAドン・キホーテUNY座間店
所在地:神奈川県座間市1-416-2
オープン日:2018年3月16日
営業時間:9時~翌2時
定休日:年中無休
営業面積:約5,800㎡(専門店含む)
建物構造:地上3階建
駐車台数:304、台駐輪台数:353台
商品構成:食品、生鮮(青果・鮮魚・精肉・惣菜)、酒、日用消耗品、家庭雑貨品、
化粧品、ブランド品、家電製品、衣料品、玩具・バラエティ、カー用品、
ペット用品、薬品、他
専門店数:16店(物販7店、サービス9店)

<MEGAドン・キホーテUNY星川店>
MEGAドン・キホーテUNY星川店
所在地:三重県桑名市大字星川字十二835
オープン日:2018年3月16日
営業時間:9時~翌2時
定休日:年中無休
営業面積:約6,200㎡(専門店含む)
建物構造:地上2階建
駐車台数:537台、駐輪台数:165台
商品構成:食品、生鮮(青果・鮮魚・精肉・惣菜)、酒、日用消耗品、家庭雑貨品、
化粧品、ブランド品、家電製品、衣料品、玩具・バラエティ、カー用品、
ペット用品、薬品、他
専門店数:10店(物販6店、サービス4店)

<MEGAドン・キホーテUNY豊田元町店>
MEGAドン・キホーテUNY豊田元町店
所在地:愛知県豊田市土橋町2-65
オープン日:2018年3月23日
営業時間:9時~翌2時
定休日:年中無休
営業面積:約12,300㎡(専門店含む)
建物構造:地上2階建(屋上は駐車場)
駐車台数:482台、駐輪台数:157台
商品構成:食品、生鮮(青果・鮮魚・精肉・惣菜)、酒、日用消耗品、家庭雑貨品、
化粧品、ブランド品、家電製品、衣料品、玩具・バラエティ、カー用品、
ペット用品、薬品、他
専門店数:28店(物販16店、サービス12店)

<MEGAドン・キホーテUNY国府店>
MEGAドン・キホーテUNY国府店
所在地:愛知県豊川市国府町桜田103
オープン日:2018年3月30日
営業時間:9時~翌2時
定休日:年中無休
営業面積:約5,100㎡(専門店含む)
建物構造:地上2階建
駐車台数:228台、駐輪台数:143台
商品構成:食品、生鮮(青果・鮮魚・精肉・惣菜)、酒、日用消耗品、家庭雑貨品、
化粧品、ブランド品、家電製品、衣料品、玩具・バラエティ、カー用品、
ペット用品、薬品、他
専門店数:8店(物販2店、サービス6店)

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