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ネスレ日本/ウェルネスアンバサダー6万人突破、高級キットカット海外販売

ネスレ日本は3月7日、2018年事業戦略発表会を開催した。

<高岡CEO>
高岡CEO

高岡浩三CEOは「2017年の当社の業績は、為替変動などの影響を除いた売り上げの対前年伸び率が2.8%増、営業利益額の伸びも4.9%増。ネスレグループの先進国市場の中でも、堅調な成長を見せている」としている。

<2017年の売り上げの対前年伸び率比較>
2017年の売り上げの対前年伸び率比較

その主な原因として、「ネスカフェ アンバサダーによるオフィスでのコーヒーマシンの普及、キットカットのプレミアム戦略・インバウンドの取り込み、ファンケルとの共同プロジェクト・ウェルネス アンバサダーの開始、抹茶製品の好調な売り上げが貢献した」と説明した。

<抹茶製品の好調な売り上げなどが貢献>
抹茶製品の好調な売り上げなどが貢献""

特に、第3の柱と位置付ける抹茶が市場を拡大・けん引。同社調べによると、「本格抹茶」市場で2017年は56%のシェア占めており、2018年は70%のシェアを目指す。

<2018年は「本格抹茶」市場70%のシェア目指す>
2018年は「本格抹茶」市場70%のシェア目指す

2018年は、日本の現状への問題解決として、1人2人世帯の増加による大サイズからパーソナルサイズへの需要増、共働きの増加による家庭外でのコーヒー消費の拡大に対応する。

<飲み切りサイズで需要に対応>
飲み切りサイズで需要に対応

パーソナル化への対応として、ジャータイプのレギュラーソリュブルコーヒーから、スティックタイプのブラックコーヒーを3月1日発売。大容量から、飲み切りサイズに変えることで、同社が実験した店舗では、レギュラーソリュブルコーヒーの売上が伸びたという。

<マシンと専用カートリッジのまとめ買いセット>
マシンと専用カートリッジのまとめ買いセット

家庭内でも飲む人数分だけお湯を沸かして準備する手間を省き、小売店でコーヒーマシンを購入できるように、マシンと専用カートリッジのまとめ買いセットを販売する。

<「ネスカフェ アンバサダー」2020年に70万人目指す>
「ネスカフェ アンバサダー」2020年に70万人目指す

家庭外でのコーヒー需要に応える「ネスカフェ アンバサダー」は2018年3月現在40万人となった。2020年には、70万人を目指す。

また、ファンケルとの共同プロジェクト「ウェルネス アンバサダー」も2018年の重点戦略の一つ。

同サービスは、体に大切なビタミン・ミネラルや健康・美容などをサポートするプラス成分が配合された専用カプセルの中から、簡単な質問に答えて、その日におすすめの製品を毎日手軽に楽しむことができる。

コーヒーマシン「ネスカフェ ドルチェ グスト」を使って、定期的にカプセルを購入し、手軽に「抹茶」で栄養補給が可能になる。

2017年10月から本格開始し、約半年で6万人を突破。1人当たりの定期便購入額は、「ネスカフェ アンバサダー」の約1.5倍と好調に推移している。

2018年は、働く女性の健康に関する問題解決、食事写真自動解析、自宅で血液検査やDNA検査を受けられるなど、よりパーソナライズされたサービスに進化させる。

2020年には25万人の顧客数を目標としている。

<「ネスカフェ」「キットカット」を海外でも購入可能に>
「ネスカフェ」「キットカット」を海外でも購入可能に

さらに、4月からインバウンド客に人気のメイドインジャパンの「ネスカフェ」「キットカット」を中国のアリババなど越境ECで販売することを予定している。

高級キットカット「キットカット ショコラトリー」店舗の中国・アジア展開も進め、中間層の成長が著しいアジアで、さらなる需要取り込みを目指す。

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