楽天/社内カンパニーを5つに統合、意思決定迅速化
2018年06月11日 10:10 / 経営
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楽天は7月1日、カンパニー単位での意思決定のさらなる迅速化に向けて、社内カンパニー体制を強化する。
近接領域のサービス開発から提供に至るオペレーションにおいて、スピードや生産性を一層高め、より自律的で機動性の高い組織体制を構築する。
主な変更点としては、4つあるフィンテック(金融)系のカンパニーを1つに一体化する。
各個社の独立性は維持しながらも、各サービス間の連携を深める。
また、ECカンパニーとライフ&レジャーカンパニーをコマースグループカンパニーとして統合することで、O2O施策を含む近接サービスにおけるシナジーの最大化やパートナー戦略を推進する。
通信&メディアカンパニーおよびスポーツカンパニーは、主に携帯事業(MNOおよびMVNO)を推進するコミュニケーションズ&エナジーカンパニーと、広告事業・メディア事業・スポーツ事業を展開するメディアビジネスカンパニーに再編。
各注力事業への経営資源の最適配置を行う。これにより、5カンパニー体制へと移行する。
カンパニー内およびカンパニー間のシナジー最大化を図るとともに、事業環境の変化に対してより柔軟に対応できるようにするため、各ビジネス領域の進展に合わせたカンパニー体制へと最適化。
これにより、戦略的事業領域を担う各カンパニーが、アカウンタビリティ(責務)と透明性のあるガバナンス体制を維持しながら、より機動的に事業を展開できるようにし、グローバルにおける競争力を高めていく。
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