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アサヒ/吹田工場から貨物ターミナルまで専用道路、CO2年間200トン削減

2018年07月24日 16:50 / 経営

アサヒビールは7月24日、吹田工場(大阪府吹田市)からJR吹田貨物ターミナル駅専用道路へのトラックの直通運行が可能となるアサヒビール専用ゲート「吹田工場JR門」を設置し、運用を開始した。

<黄色線:従来ルート、赤線:新ルート>
黄色線:従来ルート、赤線:新ルート

アサヒビール吹田工場からJR吹田貨物ターミナル駅間を運行するトラックは、公道を経由する必要があり、交通量の増大が課題となっていた。

今回、吹田市と日本貨物鉄道の協力により「吹田工場JR門」を設置することで、年間約2万台のトラックが公道を経由せずに直通運行することが可能となる。

従来の片道約9.5kmの走行距離は約1.5kmに短縮される。

また、コンテナを牽引できるように改良した電気牽引車や、圧縮天然ガス(CNG)大型トラックを一部使用し、環境負荷低減を図る。

今回の取り組みにより、年間のCO2排出量は従来の約1/6となり、約200t削減できると試算している。

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