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バロー/ダイユー・リックを子会社化、ホームセンター事業統合

2018年11月08日 15:30 / 経営

バローホールディングスとダイユー・リックホールディングスは11月8日、ダイユー・リックHDがホームセンターバローを株式交換により子会社化し、両社のホームセンター事業を統合すると発表した。

<統合前イメージ>
統合前イメージ

同日付で、株式交換契約を締結。ダイユー・リックHDを株式交換完全親会社として、ホームセンターバローを株式交換完全子会社とする。株式交換の効力発生日は2019年4月1日予定となっている。

<統合後イメージ>
統合後イメージ

ダイユー・リックHDは、株式交換により2019年4月1日をもって、ダイユー・リックHDがホームセンターバローの発行済株式の全てを取得する時点の直前時のホームセンターバローの株主であるバローHDに対して、ダイユー・リックHDの普通株式1497万7114株を割当て交付する予定。

ダイユー・リックHDの議決権総数に占めるバローHDの議決権の保有割合は、50%となる。

また、株式交換の効力発生を条件として、バローHDは、ダイユー・リックHDの社長である朝倉俊一氏がその株式の一部を保有し、ダイユー・リックHDの筆頭株主であるアサクラ・HDとの間で、アサクラ・HDがその保有するダイユー・リックHD株式のうち30万株に係る議決権(3000個、議決権中2.0%)について、バローHDの指示に従って議決権その他権利行使することについて合意した。

<ホームセンターバロー>
バロー

さらに、今回の株式交換、バローHDとアサクラ・HDの議決権行使に関する合意により、バローHDは、ダイユー・リックHDの親会社となり、ダイユー・リックHDはバローHDの子会社となる予定。

両社は、ホームセンター事業の統合により、事業規模を拡大。さらなるコスト競争力強化、新規出店の加速による商圏拡大を目指す。

今後、共同仕入れ・プライベートブランド商品の開発、店舗運営・販売ノウハウの共有、物流センターの共同利用、M&Aの推進、店舗開発情報の共有と開発コスト削減、経営基盤の強化などを図り、両社のシナジーを発揮していく。

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