DCMホールディングス/グループ会員サービスを統合
2018年12月27日 16:00 / 経営
DCMホールディングスは12月27日、DCMグループの全店舗と自社の通販サイト「DCMオンライン」で利用でき、他の事業者にも加盟できる共通会員サービス「マイボ」を2019年6月頃、新たに開始すると発表した。
これまで事業会社(DCMカーマ・DCMダイキ・DCMホーマック・DCMサンワ・DCMくろがねや)ごとに個別の会員サービスを提供してきたが、より便利で得に店舗や通販サイトを利用できるようにするため、会員サービスを統合する。
加えて、地域に根付いた事業を営んでいる他の事業者とも提携を進め、共通したポイントサービスを展開し、よりよいくらしのサポートを強化する。
新サービスの開始は2019年6月頃を予定し、これまで事業会社が個別に取り組んできた「カーマ NEO カード」・「DAIKIカード」・「ダイキポイントクラブ」・「ダイキギフトカード」・「ホーマックカード」・「サンワドーカード」・「ホダカメンバーズカード」は、順次終了する。
DCMと事業会社各社のホームページで新サービス開始と現行サービス終了の案内を開始した。
また、提携クレジットカード(「カーマ NEOカード」・「DAIKI カード」・「ホーマックカード」・「サンワドーカード」)を契約中の会員には、登録住所にサービス終了の案内を2019年3頃から送付する。
第1弾として共通会員サービスを開始し、多様なキャッシュレス決済も順次導入する。
独自開発した会員基盤を使ったポイントサービス(VOIPO:ボイポ)と、プリペイド・マネー・サービス(MEEMO:ミーモ)をサービスの柱とし、それ以外の会員向けサービスについても順次展開していく予定で、詳細は、2019年5月頃、公表する。
会員証は、クレジット機能なしの「マイボベーシックカード」、クレジット機能付きの「DCMマイボカード」およびスマートフォンアプリケーションの「マイボアプリ」・「DCM アプリ」の計4種類を用意する。
スタート時点で独自のプリペイド・マネー・サービスを採用しますが、その他のキャッシュレス決済についても積極的に導入する。
なお、DCMでは、サービスの企画・運営ならびにデータの活用・管理を目的にマイボフェローズを設立した。
■マイボフェローズの概要
所在地:東京都品川区南大井6-22-7 大森ベルポートE館
設立:2018年10月
代表者:代表取締役社長 八並 朋之
資本金:1億円
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