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ヤフー、プラス/アスクル岩田社長の退陣を要求、再任に反対

経営/2019年07月17日

ヤフーとプラスは7月17日、ヤフーの連結子会社アスクルの岩田彰一郎社長の再任に反対すると発表した。ヤフーはアスクル株式の45.13%を保有する筆頭株主で、プラスは11.63%を保有する第2位の株主。

<アスクルの岩田社長>
アスクルの岩田社長
※2017年7月編集部撮影

アスクルは8月2日に定時株主総会を開催する予定。ヤフーは、「低迷する業績の早期回復、経営体制の若返り、アスクルの中長期的な企業価値向上、株主共同利益の最大化の観点から、抜本的な変革が必要と判断し、社長の再任に反対する」と表明した。

プラスは、「ヤフーの考えに賛同しており、今後株主としてアスクルの企業価値向上の取り組みに協力していく所存です」と表明している。

アスクルは7月17日、ヤフーからの社長退陣要求に関する意見と提携解消協議申入れを発表している。ヤフーは同日付で、「業務・資本提携関係の見直しについての協議は不要と考えておりますのでお知らせいたします。引き続き業務・資本提携関係は継続させていただければと考えております」と回答している。

ヤフーとアスクルは2012年4月に業務・資本提携を締結して、アスクルが運営するBtoC事業「LOHACO(ロハコ)」を立ち上げている。

ロハコは業績が低迷しており、2014年(5月期)29億円、2015年32億円、2016年34億円、2017年46億円、2018年76億円、2019年92億円の営業損失を計上している。

ヤフーは、変化の激しいEコマース市場において、アスクルの低迷する業績の早期回復、中長期的な企業価値の向上、株主共同利益の最大化を実現するためには、抜本的な変革が必要であり、1997年から現在に至るまで長期にわたり代表取締役社長を務めている岩田社長から経営の若返りを図り、新たな経営陣のもとで新たな経営戦略を推し進めるのが最善と考えるに至った。他の取締役候補者への議決権行使も、慎重に検討するという。

アスクルの第56回定時株主総会で、岩田社長の取締役の再任議案が否決された場合、ヤフーはアスクルの筆頭株主として、引き続きアスクルの上場企業としての独立性が重要との考えから、新経営陣とアスクルの意向を尊重する。アスクルの中長期的な企業価値の向上と早期の株主共同の利益の最大化に向けて迅速に取り組めるよう、最大限協力をするという。

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