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佐川急便/「日本橋室町三井タワー」全フロアの館内物流開始

2019年09月25日 12:00 / 経営

佐川急便は9月25日、東京・日本橋の「コレド室町テラス」の開業に伴い「日本橋室町三井タワー」全フロアの館内物流管理業務を開始すると発表した。

<コレド室町テラス>
コレド室町テラス

「日本橋室町三井タワー」は中央区日本橋室町に位置し、日本橋エリアの大型複合施設として、3月28日に竣工した。地上26階、地下3階のタワー内は、約20社のオフィスが入居するほか、ホールやカンファレンス(会議室)などの複合施設で構成されている。

9月27日に新たに地上2階から地下1階フロアに開業する「コレド室町テラス」は、約30店舗が入居する商業施設となり、国内外で評価の高い「食」やこだわりの「モノ」を提供するテナントが多数集まっている。

「日本橋室町三井タワー」の竣工後、4月より佐川急便を中心としたSGホールディングスグループ各社による先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOALR」が、館内物流管理業務を受託。今回の「コレド室町テラス」開業を受けて、全フロアにおける館内物流管理業務を開始する。

荷捌場管理業務(車両の入出庫管理、入退館者管理、セキュリティカード発行、エレベーター運行管理等)では、館内へは許可車両のみ出入りを認め、効率的な荷捌場運営を実現。これにより待機車両による周辺地域や荷捌場付近の混雑を緩和する。

また、待機時のアイドリングで発生する CO2排出量を低減するとともに、入館許可制によりセキュリティの向上に繋げるという。

共用部保全管理業務(搬出入および入退館時の導線管理、搬出入作業に応じた施設養生指導)として、館内配送スタッフが最適なルートで館内を巡回するため、館内の物流導線が安定し、安全に配慮した配達・集荷作業を行うことができる。

さらに、搬出入会社の導線管理のほか、養生が必要な搬出入の際の指導も行う。

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