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ファミマ/「ファミロッカー」で佐川急便の再配達受取サービス開始

2024年01月22日 11:49 / 経営

ファミリーマートは1月22日、同社専用のオリジナルロッカー「ファミロッカー」で、佐川急便の再配達時における荷物の受取サービスを開始した。

<佐川急便の再配達受取が可能に>

自宅に届いた佐川急便の「ご不在連絡票」などをもとに、佐川急便のWEBサイト上で再配達の手続きをし、該当のファミリーマート店舗を指定することで荷物の受取が可能になる。大手宅配3社(ヤマト運輸、日本郵便、佐川急便)のサービスを同時に取り扱うのは、コンビニエンスストアチェーンとしてはファミリーマートが初めて。

なお、佐川急便のその他の荷物の発送・受取サービスについては、今回の取り組みの検証を通じて検討していく。

ファミロッカーは、2023年10月に開始した実証実験中のサービス。現在、1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の650店に設置完了した。

最大の特徴は、メルカリなどのフリマサイトを通じた荷物の発送や、AmazonなどのECサイトで購入した商品の受取など、複数の事業者のサービスを一度に扱えるということ。顧客は好きなタイミングで、レジなどでの手続きを介さず、気軽に荷物の発送・受取を行える。

今後、コロナ以降の顧客ライフスタイルの変化や、店舗での人手不足対応、物流2024年問題などを背景に、利用状況やサービス内容、店舗業務の省力化、宅配業者の業務効率化などを検証し、全国の店舗への拡大を目指す。

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