興和/ガーゼマスク生産、4月に5000万枚規模
2020年03月11日 15:20 / 経営
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興和は3月5日、国からの要請のもと、広く海外に展開している繊維事業の経験を活かし、国内と海外の生産協力工場を活用した「ガーゼマスク」の取り扱いを推進すると発表した。
3月には、1500万枚規模、4月には5000万枚規模の生産を目指し、日本国内に供給する。
新型コロナウイルスの感染拡大にともなう不織布を使用したマスク(不織布マスク)の需要増に対応すべく、従来の生産設備だけでは、要望に十分に応えることがができないと判断し、新たに生産・包装の設備投資を行った。
不織布マスクである「三次元マスク」の増産に向け全社一丸となって推進し、早急に月産1200万枚の生産体制を構築し、3月末の供給を目指す。マスクの資材調達の状況や市場動向により、マスクの生産状況が変動する可能性があるものの、生産能力となる月産 2700万枚までの増産を図っていくことを鋭意努力するという。
ガーゼマスクは、「三次元マスク」の生産とは異なる生産ラインとなり、「三次元マスク」の増産体制への影響はない。
同社は、「このたびの新型コロナウイルスの急激な感染拡大により、生活者の皆様に「三次元マスク」を十分に提供できていないこと、また関係機関からのご要望にお応えすることができず大変心苦く感じている。少しでも皆様からの多くのご要望に応えるべく、引き続きできる限りの増産体制を取る」と述べている。
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