冷凍食品/2019年国内生産量0.6%増、業務用0.4%増
2020年04月15日 13:00 / 経営
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日本冷凍食品協会は4月15日、2019年の冷凍食品の生産・消費調査結果を発表した。
国内生産量は、わずかながら前年を上回り、159万7000トン(対前年比0.6%増)だった。
過去最高だった2017年の160万トンとほぼ同水準。金額(工場出荷額)は7131億円(0.5%減)と前年をわずかに下回ったが、2017年以降連続して7100億円台となった。
業務用は数量が90万3000トン(0.4%増)で増加に転じ、金額は3970億円(99.8%)で2年連続の減少となっている。
家庭用は数量が69万4000トン(1.0%増)となり、5年連続で増加、金額は3161億円(1.0%減)となり、わずかながら減少となった。
品目別(大分類)生産量では、農産物(冷凍野菜)が北海道の原料生産が回復したことなどから増加。また、大半を占める調理食品は引き続き増加している。
品目別(小分類)生産量では、1位うどん、2位コロッケ、3位炒飯と、1位と2位が逆転した。
小分類の品目では、うどん、ハンバーグなどが大きく増加している。
冷凍野菜輸入量は、5年連続の増加となり、引き続き100万トンを超えた。
国内消費量(「冷凍食品国内生産量」、「冷凍野菜輸入量」、「調理冷凍食品輸入量」の合計)は295万1000トン(2.0%増)、1人当たりの年間消費量は0.5キログラム増加し、23.4キログラムとなり、いずれも過去最高を更新した。
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