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すかいらーく/客席に「間仕切り」ブッフェはマスク・手袋着用

2020年05月21日 17:50 / 経営

すかいらーくホールディングスは5月20日、新型コロナウイルス感染症予防の取り組みを発表した。

同社は、5月11日から27県で、5月20日より18道府県で、営業時間を原則20時閉店(宅配・テイクアウトのぞく)から22時までに延長。顧客・従業員の安全のため、グループ横断で、より感染拡大防止策を強化する。

客席に間仕切り、ブッフェはマスク・手袋着用で

店内は、客席にパーテーション・間仕切りを活用し、顧客同士の飛沫感染を防止。店内空間の除菌・抗菌を行う機器を設置する。

入口ドアノブ、各種取っ手、手すり、ドリンクバーコーナー、テーブル、オーダー端末画面などの頻繁なアルコール除菌作業を実施する。ふきんは用途ごとに色分けし、毎日煮沸除菌を行う。

レジ前にビニールシートを設置、レジはキャッシュトレーで金銭などの受け渡しを実施する。

また、ブッフェ業態は、ブッフェエリアを区画し、手指のアルコール除菌、またはナイロン手袋の着用とマスク着用の協力を呼びかける。

食材トングは、1人に1回1本ずつ除菌済のトングを使用してもらう体制を取る。トングは、定期的な交換・洗浄を実施していく。

従業員のマスク義務化、手荒れ防止クリーム常備

従業員に対し、マスクを義務化し、全従業員への配布を完了。5月末から、希望者にはアイガードも配布する。

従業員の出勤時および営業中にも頻繁な手指手洗いとアルコール除菌を実施し、手荒れ防止用ハンドクリームを常備する。

従業員就業時体調チェックと検温の実施・記録、 体調不良者の勤務を禁止。従業員および家族に感染の疑いがある場合の報告相談ルートを設置した。

本部従業員には、交代制在宅勤務導入、出勤者の席間隔確保を推進。大人数の会議やイベントの開催中止延期、グループ横断の感染対策を毎日協議し対策を強化している。

顧客に食事中以外のマスク着用協力呼びかけ

顧客に対しても、発熱・体調不良時の入店の自粛、入店時およびトイレ使用後のアルコール除菌、食事中以外のマスク着用などの協力を呼びかける。

宅配・テイクアウトにおいても、商品梱包時はアルコール除菌を実施。届け先到着後、手指のアルコール除菌または手袋着用にて受け渡しを行う。

要望により離れた場所で商品受け渡しと接触の少ないクレジット会計を推奨。商品を配達する容器類は定期的に除菌、配達用車両も定期的に清掃する。

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