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エコス/与野フードセンター完全子会社化

2020年07月14日 12:40 / 経営

エコスは7月14日、取締役会において、与野フードセンターの発行済株式全部を取得して完全子会社化することを決議し、同日、与野フードセンターの株主との間で株式譲渡契約を締結した。

2019年11月12日に与野フードセンターの発行済株式の全部を取得する旨を表明し、最終契約の締結に向けて、与野フードセンターの株主との間で協議を進めていた。

与野フードセンターは、1960年に与野市(現さいたま市)に創業以来、地域に根ざした企業として高い信頼を得、お客に親しまれる食品スーパーマーケットとして店舗展開している。6月末現在、埼玉県に15店を出店している。

小売業界では、お客の低価格志向は顕著であり、企業間の価格競争が激化するなど、厳しい経営環境が依然として続いている。

このような環境の中、エコスグループはこれまでとおり食品スーパーマーケット事業に資源を集中し、経営方針である社是「正しい商売」を徹底し、お客の信頼と支持を獲得するために、安全・安心でお買い得な商品の提供に努め、地域のお客の食文化に貢献できる店舗づくりに取り組んでいる。

今回、エコスと与野フードセンターとの間で協議を進めてきたが、エコスと与野フードセンター相互の独自性・自主性を尊重しつつ、両社の経営資源やノウハウを統合し、競争力の強化を図ることが最適であるとの判断に至り、エコスが与野フードセンターの発行済株式の全部を取得し、完全子会社化することについて合意した。

完全子会社化を実施することにより、エコスグループ全体の連携が強化され、さらなる両社の企業価値向上に資すると判断をしているという。

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