キリン/「キリンレモン スパークリング」発売4週間で530万本突破
2020年07月14日 11:50 / 商品
キリンビバレッジは7月13日、「キリンレモン スパークリング 無糖」(6月2日発売、希望小売価格税別100円、450ml)が発売4週間で530万本を突破したと発表した。
同日WEBで開催された「スロードリンクセミナー」で同社が明らかにしたもの。
近年、炭酸市場が健康、割り材、アルコール代替などの理由から伸長していることに着目し、ロングセラー「キリンレモン」ブランドから、「レモンがおいしい無糖炭酸」を開発した。
ターゲットは、現在獲得できている20~30代女性層は維持しつつ、ボリュームゾーンである40~50代男性の獲得を狙う。
今春から放映しているTVCMも好評で、「キリンレモン」ブランド全体でも、5~6月は前年同期比約6割増と販売が好調に推移しているという。
また、キリングループは、食事を楽しみながら、適正な量の飲酒を楽しむ「スロードリンク」活動を推進し、ノンアルコール商品を拡充している。
「スロードリンクセミナー」では、「キリンレモン スパークリング 無糖」以外にグループ各社がノンアルコール商品を紹介した。
キリンビールは4月3日、ノンアルコール・ビールテイスト飲料「グリーンズフリー」(オープン価格、350ml)を発売。おいしく、健康的に、気軽にリフレッシュしたいビール類が好きな20歳以上男女に向けた商品で、麦やホップの良さを丁寧に引き出す「日本初の自然派製法」を採用(特許出願中)した。
さらに、メルシャンでは、30~40代女性ノンアルユーザーをターゲットにノンアルコールのスパークリングワインを強化。2011年に発売した「メルシャンフリー スパークリング」を、「メルシャンスパークリング アルコールゼロ」(オープン価格、360ml、白・ロゼ)に商品名を変更し、中味・パッケージも2020年2月リニューアルした。
よりスパークリングワインらしい、ブドウ感・しゅわしゅわとした炭酸感を実現。みずみずしいブドウのイラストを配し、上品でオシャレなデザインを採用した。
リニューアル以降販売が好調で、2~6月の出荷実績は前年同期の約2倍となっている。
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