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富士フイルム/DHCをアスタキサンチン配合技術特許の侵害で控訴

2016年08月31日経営

富士フイルムは8月30日、DHCが富士フイルム所有の「抗酸化成分『アスタキサンチン』を化粧品に安定的に配合する技術に関する特許権」を侵害しているとして、知的財産高等裁判所に控訴する、と発表した。

富士フイルムは、DHC社が富士フイルム所有の「抗酸化成分『アスタキサンチン』を化粧品に安定的に配合する技術に関する特許権」を侵害しているとして、東京地方裁判所に訴訟を提起していたが、同日、その請求を棄却する判決が下された。

今回の地裁の棄却理由は、富士フイルム特許に記載する全成分は既に出願前に開示されており、富士フイルムが特許で主張するpH値は、発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が公知の文献等に基づき容易に想到することが可能で、同社特許に進歩性がないため無効であるというもの。

富士フイルムは、上記のpH値が、アスタキサンチンを配合した化粧品を長期間安定化させるための研究の末に得たpH値の最適値設定にかかる重要な発明であり、従来技術と比較して十分効果があり、進歩性を有していると考えているため、今回の判決を不服とし、控訴を行うことを決定している。

「富士フイルム特許に記載する全成分は既に出願前に開示されている」とは、富士フイルムがアスタリフト以前に発売していた製品「エフスクエアアイ インフィルト セラムリンクルエッセンス」と「アスタリフト」は同じ成分が使われていた。その「エフスクエアアイ インフィルト セラムリンクルエッセンス」の成分を開示していたことを指しているという。

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