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キユーピー／国内に10年ぶり工場新設「キユーピー神戸工場」操業開始

2016年10月21日 13:40 ／ 経営

キユーピーは10月21日、兵庫県神戸市に新設した「キユーピー神戸工場」が10月19日に操業を開始した、と発表した。

＜キユーピー神戸工場＞
キユーピー神戸工場

キユーピーが国内に工場を新設するのは10年ぶり、マヨネーズの主力工場としては45年ぶりになる。神戸工場の主な製造品目は、「キユーピー マヨネーズ」、「キユーピーハーフ」、「キユーピー 深煎りごまドレッシング」など、家庭用調味料の基幹商品、業務用のマヨネーズ・ドレッシング。

今回は、家庭用マヨネーズのうち一部の製造ラインを稼働した。今後、その他のマヨネーズ（5ライン）、ドレッシング製造ライン（3ライン）を順次稼働する。完全に稼働するのは2017年4月を予定している。

キユーピーは、神戸工場をグループのモデル工場と位置付け、環境に配慮した省エネ設計、最新技術の導入による効率化・高品質化を実現する。マヨネーズの充填ラインでは、従来設備と比較して約2倍のスピードアップを図ることで、受注状況に応じたタイムリーな生産がよりたやすくなる。また、災害などで他工場の生産が滞った場合に、神戸工場から全国に向けてマヨネーズの供給が可能となる。

神戸工場の調味料生産量（年間7万8000トン）は、キユーピーグループの全調味料生産量の約3割を占める予定。東日本のマザー工場である五霞工場（茨城）に対して、西日本のマザー工場として主力商品の製造を担う。

■キユーピー神戸工場　概要
所在地：兵庫県神戸市東灘区深江浜町27-1
建築様式：柱RC造・梁S造、免震構造6F建
建築面積：7128m2
延床面積：3万2607m2
敷地面積：6万4042m2
従業員数：約100名

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