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アサヒ/ミャンマーで現地のし好に合わせたエナジードリンク「ハニーゴールド」発売

2017年03月16日 15:11 / 経営

アサヒグループホールディングスと、ミャンマーの現地企業ロイヘインが設立した合弁会社アサヒロイへインは、3月下旬より、エナジードリンク「ハニーゴールド」をミャンマーで発売する。

<ハニーゴールド>

アサヒグループが、ミャンマー市場に向けて、現地のし好に合わせたオリジナル商品を開発し、現地で生産・販売するアサヒブランドとして初めての商品。

「ハニーゴールド」は、ハチミツとビタミンを豊富に含んだ、ハニーテイストのエナジードリンク。仕事やスポーツの後などエネルギーを補給したいときにぴったりだという。

アサヒグループホールディングスが、飲料事業で培った商品開発の知見やノウハウを生かし、日本人よりも甘みの強い飲み物を好むミャンマー人のし好に合わせて、200以上の試作を経て処方を完成させた。アサヒロイヘインが、ライセンス生産・販売する。

パッケージデザインは、ハニーテイストの甘い味わいを訴求すべく、缶体全体に「蜂の巣」を描き、「ハチミツ」と「ハチ」のイラストを加えた。商品名は英語とミャンマー語で記載し、日本の技術で開発されたことが伝わるように日本語でも商品名を記載している。

1缶あたり、ビタミンB3:25mg、ビタミンB6:18mgを配合している。内容量は250ml、店頭想定価格が450チャット(日本円で約40円)。

販売目標は、19万箱(24本/箱)。

商品の発売に合わせ、ヤンゴンとマンダレーを中心として、ミャンマー全域750か所でサンプリングイベントを実施し、ブランド認知度の早期獲得を目指す。また、ラジオや新聞広告、ラッピングカーなど、積極的な販促活動を展開する。

ミャンマーは、ASEAN内でインドネシア、フィリピン、ベトナム、タイに続く5000万人を超える人口を抱える注目の市場。中でも、ミャンマーのエナジードリンク市場は急成長しており、2016年は前年比130%と伸張した模様。アサヒグループは、「ハニーゴールド」発売により、ミャンマーにおけるアサヒブランドのプレゼンス拡大を目指す。

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