資生堂は2017年3月より、掛川工場のメーキャップ製品の組立工程に、産業用人型ロボットを試験導入した。
<掛川工場に産業用人型ロボットを試験導入>

形や材質の異なる複数のパーツを、作業者1名、人型ロボット2台で組み立てて、最終製品に仕上げる。
人型ロボットは機械や従来の産業用ロボットでは自動化が困難であった工程を担う一方で、作業者は微細なキズなどを発見する検品作業に専念することにより、品質を守るという。「人とロボットの協働作業」によって、労働力不足などの環境変化に備えるとともに、市場変動にこれまでよりも柔軟に対応できる新しいモノづくりを目指す。