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大王製紙／花王の仮処分申立て、「到底理解し難い」

2017年05月03日 12:20 ／ 経営

大王製紙は5月2日、花王の不正競争防止法に基づく生理用品「elisMegami素肌のきもち」の販売差止等を求める仮処分命令を申立てに対し、「到底理解し難い」と発表した。

大王製紙によると、4月5日付けの花王からの通知に対し、4月13日付けで見解を詳細に申し述べるとともに、花王の主張が理解できないので説明を求める旨の回答書を送付した。

これに対し花王は、回答に何らの意見を述べることなく、｢書面のやり取りを通じては､実現されるに至らないものと判断し､販売の差止等を求める仮処分を申立てた｣旨のニュースリリースを行ったもので、「花王の仮処分申立ては到底理解し難い」としている。

なお、4月5日付けの花王からの通知に関しては、既に複数の弁護士・弁理士から見解を得ており、問題のないことを確認しているという。

「しかしながら、まだ仮処分命令申立書が当社に届いていないため、申立書が届いた後、花王の主張の詳細を精査した上で対応を決定する」としている。

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