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AGF/鹿児島県・徳之島のコーヒー豆生産を支援

2017年07月18日 10:30 / 経営

味の素AGFは、鹿児島県奄美群島の徳之島におけるコーヒー豆生産を支援するプロジェクトに参画する。

参画に伴い、6月26日鹿児島県大島郡伊仙町で、伊仙町役場、徳之島コーヒー生産者会、丸紅・飲料原料部とAGFの4者で、支援プロジェクト契約を締結、調印式を行った。

徳之島は、日本国内でも数少ないコーヒー豆生産地の一つだが、生産拡大には、台風や土壌、収穫後に使用する精選機や焙煎機の不足など多くの課題がある。今回、これらの課題を共に解決しながら徳之島産コーヒー豆の生産を支援するため、支援プロジェクトを立ち上げた。

活動内容は、台風対策(苗木用の生分解性ポット、土壌改良(味の素社製の肥料で土壌改良、成長促進、耐病性などの効果を狙う「コプロ肥料」を活用)、設備支給(組合に精選機、焙煎機等の共有設備を支給)、苗木の支給(台風などの強風に比較的強い品種の苗木を支給)、生産技術支援(ブラジル、ベトナムなどコーヒー大生産地区の視察)など。

期間は2017年4月~2020年3月。

AGFは、AGFR-SV(事業活動を通じて、地球環境との共生など社会価値創出への取り組み)の一環として、徳之島のコーヒー生産農家を支援し、国産コーヒー豆を使った商品の発売を目指す。

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