スターバックス/全国でアイスコーヒー・ティー提供を紙カップに変更
2021年02月09日 15:00 / 経営
スターバックス コーヒー ジャパンは2月15日、国内の全店舗で、現在プラスチックカップで提供しているアイスコーヒー、アイスティーを、ホット・アイス兼用のFSC認証紙を用いた新たなペーパーカップと、ストロー不要のリッドで提供開始する。
使い捨てプラスチック削減を目指し、昨年11月より先行して101店舗で実施していた取り組みを今回一挙に全国の約1600店舗へ拡大。2021年春には、紙カップで提供する対象のアイスビバレッジを追加する予定だ。
この取り組みを通し、年間約6100万杯分のプラスチックカップ削減効果を生む見込み。
ペーパーカップは、ホット・アイス双方に使用できる。冷たい液体を注いでも結露の影響を受けにくく、耐久性を持たせるよう、カップの内側、外側共にラミネート加工を施した。適正に管理された森林、その他の管理された供給源からの原材料で生産されたFSC認証紙を使用している。
また、ストローレスリッドはホット・アイス双方に使用可能。快適な飲み心地で、コーヒーのアロマも楽しめるよう、ホットビバレッジに使用していた従来のリッドよりも飲み口を大きく設計した。
フリップアップの形状を採用することで、TOGO(持ち帰り)時に使用していたプラスチック製のマドラー、飲み口をふさぐシールなどの使い捨て資材のさらなる削減にもつながるという。
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