関西スーパー/株式交換差し止め仮処分の認可決定に大阪高裁へ保全抗告

2021年11月30日 14:40 / 経営

関西スーパーマーケットは11月30日、大阪高等裁判所に株式交換差し止め仮処分の認可決定に対する保全抗告を申し立てたと発表した。

オーケーから神戸地方裁判所に対して、同社とエイチ・ツー・オー リテイリング グループのイズミヤ、阪急オアシスとの間の各株式交換の差し止めを求める仮処分命令の申立てがなされた。その結果、神戸地方裁判所より11月22日付で、株式交換を仮に差し止める旨の仮処分の決定がなされた。また、同社による保全異議の申し立てに対し、神戸地裁より、11月26日付で同仮処分決定を認可すると決定された。

神戸地裁の各決定を争い、その取消しなどを求めるため、関西スーパーが大阪高裁に対して保全抗告の申し立てを行ったもの。

関西スーパーは「(神戸地裁の)仮処分決定、認可決定は直ちに是正されるべきものと考えており、引き続き、当社が株式交換に関して2021年10月29日に開催した臨時株主総会の適法性・公正性を明らかにしてまいります」とコメントしている。

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