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カルビー/国内社員3900人を対象に副業解禁

2021年12月17日 11:20 / 経営

カルビーは12月16日、12月1日から約3900人の国内全社員を対象に副業を解禁したと発表した。制度を通じて多様な価値観によるアイデアやイノベーションの創出、優秀な人財の確保につなげる。

希望者は、開始を希望する日の2カ月前までに誓約と申請書を提出し、承認を受ける。その上で、勤務時間外や休日で副業に従事することができる。

同社は、多様性を生かして社員一人ひとりが能力を十分に発揮し、組織の活性化とイノベーションの創出につなげることに取り組んでいる。

2020年7月には、新型コロナウイルス感染症拡大を契機に、約800人のオフィス勤務者を対象として、原則モバイルワークの標準化や、フルフレックス制度を含む新しい働き方「Calbee New Workstyle」を導入した。

<本社オフィスをコミュニケーション重視のレイアウトに変更>

2021年2月以降には、高い専門性を持った副業人財を募集。9月に本社オフィスの全面リニューアルを実施、2フロアから1フロアに集約し、コミュニケーションを重視したレイアウトに変更した。

カルビーでは、「Calbee New Workstyle」の導入から約1年半がたち、新しい働き方が浸透と定着したことを踏まえ、今回、さらなる多様な働き方を目指して副業制度を導入したとしている。

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