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ワタミ/子どもが喜ぶ「ミールキット」外食事業の落ち込み宅食でカバー

2022年02月01日経営

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ワタミは2月1日、食品宅配サービスにおける新ブランド「PAKU MOGU(パクモグ)」を開始した(2月7日より配達スタート)。

<宅食事業は攻めの時期と渡辺会長(中央)>
渡辺会長

「PAKU MOGU(パクモグ)」は、3歳から10歳の子どものいる家庭をターゲットとしたミールキット。カット済み・下ごしらえ済み食材と調味料をセットで自宅まで配達し、約15分の調理で、主菜・副菜の2品を作ることができるもの。

<子どもが喜ぶミールキットを開発>
子どもが喜ぶミールキットを開発

従来の時短を重視した主婦目線のミールキットと一線を画し、子育て層に対し、「食事の支度の負担軽減」と「子どもたちが喜ぶ、おいしい食事」を両立するミールキットを目指す。

配達地域は北海道、青森県、秋田県、岩手県、鳥取県、沖縄県を除く全国。2008年から実施している高齢者向け冷蔵・冷凍の惣菜・弁当の「ワタミの宅食」の配送インフラを活用する。

月曜日~金曜日までの間で、配達日数・曜日、献立も2種から選べる。容量は2人用もしくは3人用。価格は週1回1セット1198円(税込・宅配料込)、週2~3回1セット1158円、週4~5回1セット1118円(2人用の場合)。

1500人の女性にアンケートを実施し、「時短も大事だけれど、子どもが食べてくれるかどうかが最優先」「好き嫌いなく、バランスよく食べてもらえる献立作りに悩んでいる」といった本音を取り入れて商品を作っている。

子どもたちに「パクパク」「もぐもぐ」と完食してもらえるよう、モニターから「おいしい」という意見が8割未満の商品は、意見をもとに作り直している。料理に慣れていない人の調理、子どもと一緒に作ることも考慮し、主菜・副菜2品分のカット済み食材・下ごしらえ済み食材、調味料、レシピがセットとなっている。

同日行われた記者会見で渡辺美樹会長兼社長は「高齢者向け宅食と区別し、子育てファミリーにアピールするため新ブランドを立ち上げた。今年は1日3万食をめどに事業を成長させたい。全国533の宅食営業所、約8000人のまごころさん(業務委託の配送スタッフ)の力を生かし、地域の保育園などで試食会などしながら地道に事業を育てていく」と意気込みを語った。

また、同社は2019年のコロナ前は売上構成比が外食51%、宅食38%だったが、感染症対策で休業などをしたため、2021年の構成比は外食20%、宅食73%となっている。

渡辺会長は「外食の落ち込みで相対的に宅食の割合が大きくなったが、今後50%、50%が適正だと考えている。外食事業は厳しいが、宅食事業は攻めの時期ととらえている。子どものいる家庭に焦点を当て、時短だけに注目するのではなく、商品はすべて、モニターの子どもたちに試食してもらい、80%以上の『おいしい』のおすみつきをもらえた献立を提供する」と述べた。

「まごころスタッフ」約8000人のうち約1500人は20~30代子育て世代の女性。その「まごころスタッフ」からも、子育てと仕事の両立を、食の面からサポートできるのではないかという提案が多数挙がるようになり、顧客の要望もあり、子育て層に向けたミールキットとして「PAKU MOGU」を開発したという(渡辺会長)。

<子どもの「おいしい」おすみつき8割以上のものを商品化>
子どものおすみつき8割以上のものを商品化

■「PAKU MOGU」公式ホームページ
https://www.pakumogu-mealkit.jp/contents/home

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