オイシックス/保育施設向け給食「すくすくOisix」2/3新システム導入

2025年01月30日 10:30 / IT・システム

オイシックス・ラ・大地が展開する、保育園・幼稚園などの保育施設に向けた給食事業「すくすくOisix」は2月3日、グループ会社のシダックスフードサービスとの協業により、業務用ミールキットの新モデルと献立発注の新システムを提供開始する。

<保育施設向けの新システムを提供開始>

オイシックスでは、専属の管理栄養士が作成した献立と必要量のカット済み食材がセットで届く「手づくり給食ミールキット」を2022年から提供。ミールキット導入前と比べて、調理時間を1日30%、食材費・人件費の総額を18%短縮しながら、完食率が64%から70%に伸びる満足度の高い給食が提供できるサービスとして好評を得ているという。

<カット済み食材のイメージ>

今回、より安定的に時短できるようにしたいという園からの声を受け、ミールキットの新モデルを開発した。これまで野菜原体で配送していたものをカット済みの状態で提供できるようになり、カット野菜の比率が平均で80%だったところを、常時80%以上の比率での配送が可能になる。

さらに、肉類については加熱済みの唐揚げや成形・味付け済みのハンバーグなど、園での調理時間を削減できる食材も導入。おやつについても、ホットケーキなどの調理に時間がかかるものを調理済みの状態で配送することで、ミールキット導入前と比べて調理時間を最大50%、食材費・人件費の総額を最大22%削減することが可能になったという。

<モデル比較イメージ>

また、これまでの食材発注システムでは、ミールキットとは別にオリジナルの献立を提供する場合、栄養の計算や食数に応じた食材の発注、帳票の作成などの事務作業が別途必要だった。今回誕生する新システムでは、その事務作業が全て自動となり、かかっていた作業時間をまるごと削減可能。これにより、園のオリジナリティーある献立が負荷なく提供可能になり、より満足度の高い「タイパ給食」が提供できるようになる。

なお、すくすくOisixの導入施設数は現在950施設、シダックスフードサービスを合わせたグループ全体での保育施設向け給食サービスの契約施設数は1150施設となっている。

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