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ローソン/穴開きスプーン・フォーク、木製スプーン導入でプラ削減

2022年02月07日 12:20 / 経営

ローソンは2月7日、持ち手部分に穴を開け長さも短くしたプラスチック製スプーンとフォークを導入するとともに、木製スプーン採用の選択を店舗が自由にできるようにすると発表した。

<持ち手部分に穴を開け長さも短くしたスプーン>
穴開きスプーン

店舗は「プラスチック製穴開きスプーン」+「プラスチック製穴開きフォーク」、「木製スプーン」+「プラスチック製穴開きフォーク」の2パターンから選択できる。スプーン・フォークは従来のものから長さをそれぞれ1cm削減している(デザートスプーンの全長は変更なし)。

<「フォーク」は安全性の問題を考慮し当面はプラ製使用>
「フォーク」は安全性の問題を考慮し当面はプラ製使用

穴開きスプーンとフォークは、2022年上期中の全店導入をめどに、4月1日より東京都内の直営店3店舗で開始し、順次展開する。これにより、年間で約67トンのプラスチック使用量削減が図れる見込み。

<木製スプーン>
木製スプーン

木製スプーンは、同様に4月1日から、関東と近畿地区の希望店舗から開始し、全国に広げる。ローソンでは、2021年8月より、従来のプラスチック製と比べたコストの比較、顧客の使い勝手などを検証するため、東京都内のナチュラルローソンの8店舗で、木製スプーンを提供する実験を行っていた。この実験において、店舗のコストは増加したものの、大きな問題は発生しなかったことから、今回の選択制の導入を決定したという。

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