リコー/セブンイレブンのサラダパッケージにサーマル印字技術を導入
2022年05月10日 12:00 / 経営
リコーは5月9日、サーマル印字技術「ラベルレスサーマル」が、セブン‐イレブン・ジャパンの商品パッケージに採用されたと発表した。
ラベルレスサーマルとは、リコーが開発したサーマルインクを包装材であるフィルムに部分コーティングし、その部分にサーマルヘッドやレーザー装置で熱を加えることにより直接印字するもの。
セブン‐イレブン店舗で発売したサラダ3種類のパッケージにこの技術が採用され、原材料などの情報が直接印字されている(約1700店、期間限定)。
従来はそれらの情報が印字された紙ラベルをパッケージの裏面に貼り付けていたが、リコーの技術により、その紙ラベルは不要となり、環境負荷低減に貢献。また、必要な情報を裏面から天面に移すことで、原材料、アレルゲンなどの情報の視認性が向上することを見込む。
さらに製造工程においても、紙ラベルの貼り付け作業、インクリボンの交換の手間が不要になり、小売り・流通業界など幅広い分野で生産性の向上をサポートする。
■問い合わせ先
リコー IMS事業部 SDGs事業室
E-mail:zjp_ims_ll_faximo@jp.ricoh.com
■ラベルレスサーマル(メディアへの直接印字)
https://industry.ricoh.com/thermal/labelless
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