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丸井グループ/海外の「フードテック」ブランドの日本展開をサポート

2022年06月29日 12:20 / 経営

丸井グループは6月29日、海外のフードテックブランドである「Agrain」(アグレイン)、「CookingPal」(クッキングパル)の日本上陸をサポートすると発表した。

丸井グループは、すべての人が「食」を楽しめる社会を目指している。今回、日本進出をサポートする両ブランドはともに、身体にいいものを選びたい人、動物や人・環境に優しい選択をしたい人が、おいしく楽しい「食」を選択できる社会の実現を目指しており、そうした方向性は、同社グループの考え方と共通するため、2ブランドの日本展開のサポートを決めたという。

<Agrainは使用済み穀物からクラッカー、グラノーラなど開発>
Agrainは使用済み穀物からクラッカー、グラノーラなど開発

「Agrain」は、ビールやウイスキーの醸造所より廃棄される、副産物の「麦芽かす(使用済み穀物)」を使って、新たな付加価値を生むアップサイクルフードブランド。ビールやウイスキーの醸造に使われる穀物や大麦に加えて、ライ麦、小麦、オーツ麦の麦芽かすを使ったスナックを販売している。「Agrain」で使用している「麦芽かす」には豊富な食物繊維をはじめ、タンパク質などがバランスよく含まれている。大麦の香ばしさが楽しめるクラッカーやスナック、グラノーラなど、いつもの食卓に気軽に取り入れられるラインアップとなっている。

<CookingPalの商品の一例>
CookingPal

「CookingPal」は、「忙しくて料理に時間をかけられない」、「健康的な食事がなかなか取れない」人に向け、簡単で栄養のある食事を届け、未来の料理をつくり出すことをめざすアメリカ発のフードテックブランド。究極の使いやすさを追求したオールインワンの調理家電「Multo」を販売している。1台で15種類以上の調理機能があり、下準備から調理、掃除まで自動で行う。プロのシェフが考案した、何百以上料理のレシピのライブラリーがあり、毎週更新されるので、新しい料理にたくさん出会うことができる。また、全ての機能が付属の専用タブレットまたはスマホアプリで遠隔操作可能となっている。

さらに、新宿マルイ 本館地下1階イベントスペースにて、7月1日~15日、「Agrain」「CookingPal」に触れられるイベントを開催。そのほか、国内のフードテックブランド7社のプロダクトを紹介する。

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