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ファミリーマート/障がいを持つ顧客向けコミュニケーションボードなど設置

2022年11月21日 16:06 / 経営

ファミリーマートは11月21日、聴覚や言語に障がいのある人が来店の際に買い物をサポートする取り組みとして、レジカウンターに「指差しシート」と「コミュニケーションボード」を東京都や愛知県など14都府県の約20店舗より順次設置し、全国の店舗へ設置を拡大していく。

<「指差しシート」と「コミュニケーションボード」を設置>

同社では、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のコーポレートメッセージのもと、障がいを持った人が広く活躍できるよう、職域の拡大や支援策の充実に着手。支援の取り組みとして、「えかオーガニック農場」における主に特別支援学校を卒業した社員の就労や、本社で障がい者の活躍に専任で取り組む部署「業務サポートグループ」、店舗における障がい者への就業訓練の場の提供などを推進してきた。

今回、障がいを持つ顧客向けサービスの一環として、「指差しシート」と「コミュニケーションボード」の設置を開始。実際に聴覚に障がいのある社員の意見を参考にして作成したもので、レジ接客時に顧客とやり取りする内容を記載しており、ホットスナックなどの商品の購入についても確認ができる。これにより、顧客とのコミュニケーションを強化し、必要とされるサービスや商品の購入をサポートしていく。

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