JFEホールディングスは3月7日、川崎市川崎区のJFEスチール東日本製鉄所(以下、京浜地区)の土地利用転換の一環として、現在倉庫として賃貸している扇町エリア(20万7913m2)のニトリへの売却を発表した。
<位置図>

JFEスチールは2023年9月を目途に京浜地区の高炉等設備の休止を予定。休止対象となる高炉等設備が立地する扇島エリアのみならず、南渡田、水江、池上、扇町の各エリアでの土地利用転換を検討している。転換にあたっては、各エリアの利用用途に応じた事業性を考慮し、「土地売却」「土地賃貸」「事業利用」の3つを軸に取り組みを推進している。
JFEHDは、2021年2月1日付で川崎市と「土地利用に関する協定」を締結し、川崎市を始めとする関係機関と協働で土地利用転換の検討を進めており、2023年9月の京浜地区の高炉等設備の休止のタイミングに合わせて整備方針を公表するという。
物件引渡は2024年12月を予定している。土地面積は20万7913m(神奈川県川崎市川崎区扇町)、譲渡益は450億円程度を見込む。
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