株式会社ニトリホールディングス

株式会社ニトリホールディングスは、連結子会社31社（ニトリ、島忠、ホームロジスティクス、ホーム・デコ等）、持分法適用会社1社により構成し、セグメントはニトリ事業と島忠事業があります。

ニトリ事業は、国内店舗数720店舗（ニトリ、デコホーム、Nプラス）、海外店舗数129店舗（台湾53店舗、中国67店舗、アメリカ1店舗、マレーシア7店舗、シンガポール1店舗）。島忠事業の53店舗を加え、合計902店舗を展開しています。

2023年3月期の業績は、売上高9480億9400万円（前年同期比16.8％増）、営業利益1400億7600万円（1.3％増）、経常利益1444億8500万円（1.6％増）、親会社に帰属する当期利益951億2900万円（1.6％減）となっています。なお、今期から決算月を2月から3月に変更しています。

次期の、2024年3月期の業績は、売上高9320億円（前年同期比1.7％減）、営業利益1451億円（3.6％増）、経常利益1470億円（2.0％増）、親会社に帰属する当期利益1000億円（5.1％増）を見込んでいます。

労働組合は、ニトリ事業では、UAゼンセンニトリ労働組合、組合員数25,919人（臨時従業員21,817人含む）、島忠事業はUAゼンセン島忠労働組合、組合員数2,818人(臨時従業員1,711人含む）を組織し、上部団体はUAゼンセン流通部門です。

女性労働者の管理職に占める割合は、ニトリが17.5％、島忠8.9％で、男性労働者の育児休業取得率はニトリが45.3％、島忠50.0％。男女の賃金格差は、全労働者は、ニトリ61.8％、島忠51.8％、正規雇用労働者はニトリ73.6％、島忠73.0％、非正規雇用労働者はニトリ93.3％、島忠105.2％だった。

中長期ビジョンとして、2032年度、3,000店舗・売上高3兆円、2025年度買上客数2億円以上を設けています。

なお、2023年4～6月は、円安による輸入コスト上昇などで営業利益10.7％ダウンとなっています。