ベイシアは3月13日、グループ会社の清閑堂の株式および関連資産をメモリードに譲渡すると発表した。

清閑堂は、1983年より40年にわたり、ベイシアグループの一員として仏壇・仏具等販売事業を営んできた。グループ内において経営資源の選択および集中を検討する中、清閑堂のさらなる発展を熟慮した結果、関東地方を中心に葬祭業を展開するメモリードに清閑堂の株式および関連する資産を譲渡することを決定したという。
清閑堂の2022年2月期の売上高は4億3600万円。
譲渡先であるメモリードは、おもてなしの心を持って顧客の満足を第一に考えることを基本方針に掲げ、婚礼事業や葬祭事業などを運営している。2022年5月期の売上高は86億5900万円。
「顧客への親切心」を中核に据えて事業を展開する清閑堂の経営理念とも共通している上、顧客層や販路においては相乗効果を発揮し、両社のさらなる成長につながると判断したことから、今回の合意に至ったとしている。
■清閑堂
代表取締役社長:土屋 裕雅
所在地:群馬県前橋市亀里町900
設立年月日:1983年3月
事業内容:仏壇・仏具・墓石の専門店チェーン
資本金:3000万円
従業員数:20名
売上高:4億3600万円(2022年2月期)
■メモリード
代表取締役:吉田 卓史
所在地:群馬県前橋市大友町1-3-14
設立年月日:1981年6月
事業内容:冠婚葬祭、互助会、ホテルレストラン事業等
資本金:4億9500万円
従業員数:477名(正社員・パート含む)
売上高:86億5900万円(2022年5月期)
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