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UAゼンセン/正社員4.56%・パート5.9%、結成以来最高額の賃上げ

2023年03月16日 15:40 / 経営

UAゼンセンは3月16日10時の時点で、正社員(フルタイム)組合員117組合、短時間(パートタイム)組合員91組合、契約社員組合員19組合・計74万人において、賃上げが妥結したと発表した。

<松浦昭彦会長>
松浦昭彦会長

妥結総合計が正社員組合員1万3830円(4.56%)、短時間組合員61.8円(5.9%)、ともにUAゼンセン結成後の2013年春季交渉から昨年までの水準を大きく上回る、最も高い賃上げとなっている。

正社員組合員では、約4割の45組合で満額回答となった。

賃金体系維持が明確な77組合の賃金引き上げ分(ベア等)の加重平均は、9144円(2.95%)だった。

前年と比較できる116組合の妥結総合計(制度昇給、ベア等込)は、前年を6806円(2.24%)上回った。その中でも総合サービス部門が、前年を9600円(3.09%)上回っている。

初任給は92組合で妥結。高卒(61組合)で9868円(5.3%)・大卒(83組合)で1万3253円(5.9%)引き上げられた。企業内最低賃金は、69組合が9209円(5.0%)の引き上げとなっている。

また、短時間組合員の妥結した91組合の総合計(制度昇給、ベア等込)は加重平均で61.8円(5.9%)の引き上げとなっており、正社員の4.56%を大きく超えた。

前年と比較できる90組合の加重平均額は、37.5円(3.55%)の増加だった。

契約社員組合員の妥結した19組合の総合計(制度昇給、ベア等込)は、加重平均で1万675円(4.64 %)の引き上げとなった。

前年と比較できる19組合の加重平均は、前年を6317円(2.81%)上回っている。

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