流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ローソン/同性パートナーの社宅入居、相談窓口などLGBTQ施策導入

2023年05月02日 11:10 / 経営

ローソンは5月1日、多様な人財が活躍する職場環境や体制づくりのため、LGBTQ施策を導入すると発表した。ローソン社員の同性パートナーが家族として社宅に入居できるように変更するほか、LGBTQ相談窓口の設置、LGBTQに関しての理解の促進のためのセミナーの開催などを実施する。

<ローソン>
ローソン

これまでは原則、配偶者、子ども、父母について社宅への入居を認めていましたが、社宅制度の適用範囲を変更し、同性パートナーとして会社へ申請し認められた場合には、家族として社宅に入居できる。

また、当事者のほか、相談を受けた人に対しても、匿名でメール相談可能な外部窓口を設置する。外部窓口はローソン社員だけでなく、FC加盟店のオーナー、従業員も利用可能できる。これまではLGBTQに関して、eラーニングにより理解を深めてきたが、多様性の理解を更に促進するために、外部の講師および当事者を招き、セミナーを開催する。

ローソンは、性別・国籍・経歴などにとらわれる事なく、多種・多様な考え方で、それぞれの力を発揮できる組織づくりを目指し、ダイバーシティ&インクルージョンを推進している。新卒採用時における女性や外国籍社員の積極的な採用を継続しているほか、育児・介護・がん治療などの業務との両立支援や、定年延長・アクティブシニア正社員制度の導入、全社員を対象としたリモートワークの制度化など、誰もが生き生きと活躍できる環境整備を進めている。

今後も継続的なダイバーシティ&インクルージョンの推進により、多様な人財の活躍をサポートするという。

■ローソンの関連記事
ローソン/横浜市と「公共トイレ協力店」の実験開始

関連記事

経営 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧