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あべのハルカス近鉄本店/環境保全テーマに地元大学生のアート作品展示・販売

2023年09月20日 11:01 / 経営

近鉄百貨店は9月20日~10月3日、秋の「HAPIECO WEEK(ハピエコウィーク)」を開催し、あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)で地元大学生とのコラボ企画を実施する。

近鉄百貨店では、環境にも人にもやさしいサステナブルな商品提案やイベントを行う期間を年2回(春・秋)設けており、今回は、近畿大学の学生が自然環境保全をテーマに制作した作品を展示・販売する「近大アートマルシェ」を開催。加えて、春の「HAPIECO WEEK(ハピエコウィーク)」期間中に、顧客から回収した不用品を利用して、大阪芸術大学の学生が制作したオブジェを展示するという。

<近代アートマルシェ>

「近大アートマルシェ」は、2017年に近畿大学と締結した包括連携協定をもとに実施するもので、今回で3回目となる。期間は9月30日、10月1日の2日間。文芸学部芸術学科造形芸術専攻の学生達が、環境保全をテーマに、授業や課題制作で余った材料や再活用可能な材料(粘土、ガラス、木材、布、糸、紙など)をリユースして制作したアート作品約625点を展示・販売する。主なアイテムは、小皿(税込300円~)、ぐい呑み(500円~)、カップ(500円~)など。

自らの作品を「商品」として販売することを学ぶ機会となるほか、リユースした材料で作品を制作することで、SDGs目標「12.つくる責任つかう責任」の実践を目指す。

<不用品をアップサイクルしたオブジェ展示>

 

5月に開催した春の「HAPIECO WEEK(ハピエコウィーク)」では、顧客から紙袋などの不用品を回収するボックスを大阪芸術大学生が制作し、設置した。今回は、そこから回収した紙袋約750枚、お菓子の空き缶約100個と百貨店で不要になったガチャカプセル約50個をアップサイクル。「自然」、「音楽」、「関西」、「ハルカス」をテーマにした各オブジェを学生が制作し、店内に展示する。

このほか、近鉄百貨店各店でも「エコ活」を推進するサステナブルな商品の販売やイベントを実施する予定だ。

■近代アートマルシェ
開催地:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス2階ウエルカムガレリア
期間:9月30日、10月1日の2日間(各日11時~19時)

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