ソフマップ/業務用OA機器の買取・販売のエーワンを買収

2023年12月08日 15:30 / 経営

ビックカメラは12月8日、連結子会社のソフマップが、OA機器、複合機を中心とした業務用機器の買取並びに販売・保守事業を行うエーワンの全発行済株式を取得すると発表した。このほど、株式保有者である半田修次氏と株式譲渡契約を締結した。

<ソフマップ>

エーワンは、関東、関西地方並びにECサイトでOA機器、複合機を中心とした業務用機器の買取、販売、保守、回収などのリユース事業を展開している。グループとしては新たにオフィス機器のリユース商材を取り扱うことで、BtoB並びにリユース市場におけるさらなる強化、シェア拡大が期待できる。

さらに、エーワンが強みとする理化学機器や測量機器など、より専門性が高いリユース商材の取り扱いが可能となり、法人取引による仕入ルートの拡充においても、高いシナジーを期待している。両社の強みを活かし、循環型社会(サーキュラーエコノミー)への取組強化を通じて、グループの企業価値向上を目指す。

グループは、マテリアリティ(重要経営課題)として、循環型社会への取組強化を掲げ、サービス・修理・買取・保証サービスの充実、リユース・リサイクルを含めた循環型ビジネスの構築を推進している。

連結子会社であるソフマップは、パソコンやスマートフォンを中心とするデジタル機器や、ソフトやアニメグッズなどの販売を主な事業とし、リユース事業による買取・下取サービスや、デジタル機器の設定並びに修理を提供するサポート事業も展開している。

買取においては、2018年に買取アプリ「ラクウル」をリリースし、いつでも気軽にデジタル機器を中心にブランド品や楽器などの様々なアイテムの買取を利用できる買取総合サービスを開始した。個人の持ち物を登録することで最新の買取価格を表示できる「持ち物帳」機能や、本人確認書類と本人画像を使った高セキュリティの本人確認機能を実装し、便利で安心な買取サービスの提供に取り組んでいる。

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