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オンデーズ/田中修治氏が会長に就任、代表取締役2名体制に移行

2024年04月19日 13:40 / 経営

OWNDAYSグループの持株会社OWNDAYSは4月25日付けで、現行の代表取締役1名体制から2名体制へ移行すると共に、新たに代表取締役会長に田中修治氏、代表取締役社長に海山丈司氏が就任する。

新体制は、経営体制の強化を目的として田中修治代表から提案されたもの。また、経営体制強化の一環として、子会社であるオンデーズについても同様に、代表取締役会長に田中修治氏、代表取締役社長に海山丈司氏が就く。

<田中会長(左)と海山社長(右)>

OWNDAYSは現在13カ国・地域で560店舗以上を展開する日本発のアイウェアブランド。約15年前に現代表の田中修治氏が事業再生のため代表取締役社長に就任したことが現在の経営体制の始まりとなった。

価格の透明性と手頃さを核としたビジネスモデルを確立し、2013年のシンガポール進出が大きな転機となり、急速な海外拡大を遂げた。この過程で、事業運営におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性が高まり、2022年Lenskartとの経営統合を通じて、日本の高いサービス品質とインドの先進的なIT技術を融合させることで、アジア最大のアイウェアブランドを目指すと共に、業界の常識を覆すイノベーションの推進に努めている。

そこで、今後、さらなる成長と効率的なDX推進、海外事業拡大のため、代表取締役2名体制への移行を決定した。この体制変更の決定は、より迅速な意思決定を行える経営体制の強化と、国際市場での更なる競争力向上を目的としている。

田中修治氏は代表取締役会長として引き続き経営全般を統括し、海山丈司氏は代表取締役社長として、OWNDAYSグループ全体の予算編成や事業計画に携わり、その実現のための組織運営全般を担う。

田中修治氏は、「OWNDAYSが今後、アジア全域において早期に1000億円の売上を達成するためには、AIを中心に据えたデジタル化の推進はもとより、ビジネスモデルや組織の在り方そのものも、抜本的に全てを作り替えてしまうことまで視野に入れた、経営体制の刷新が必要であると判断した。そこで、現在COO職にあり海外事業を統括している海山丈司にも私と同じレベルの代表権を持たせることで、共同でOWNDAYSグループ全体の経営に当たる事ができ、よりスピーディー且つ、的確に様々な経営課題に対応できるようになる。新体制となった経営陣の最初のミッションは、OWNDAYSを『田中商店』から脱却させ、より高度な経営を実行し、名実共に日本を代表する世界的なアイウェアブランドとして成長させていくこと。これから始まる新しいOWNDAYSにどうぞご期待ください」とコメントしている。

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