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リンガーハット/タイの店舗、キャベツを日本産に変更

2016年01月14日 16:35 / トピックス商品店舗海外経営

リンガーハットは、新たな輸送方法を導入し、タイのリンガーハットグループ全4店(リンガーハット3店、とんかつ浜勝1店)で、使用するキャベツをすべて日本産に変更した。

日本の国産野菜の甘味やエキスがスープと絡まることで生まれる長崎ちゃんぽん麺・皿うどんの本来の美味しさを、タイでも提供する。

<CAコンテナのイメージ>
CAコンテナのイメージ

日本の国産キャベツをタイで使用する上での最大の課題は、輸送による鮮度の低下だった。この課題を克服するため、新たに鮮度低下を防ぐ「CAコンテナ」による輸送方法を導入した。

<コンテナ内の空気組成の割合>
コンテナ内の空気組成の割合

CAコンテナは、窒素ガス発生装置などを装備した特殊冷凍コンテナで、通常の冷蔵貯蔵による野菜の呼吸の抑制に加えて、コンテナ内に窒素を送り込み低酸素状態にすることで青果物の呼吸を抑え、輸送中の鮮度低下を防ぐ仕組みを採用した。

今後、キャベツ以外の野菜も、段階的に日本産に変更する予定だ。

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