キリン/シードル「ストロングボウ」日本初の本格展開
2018年08月21日 16:25 / 商品
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キリンビールは9月4日、オランダのハイネケン社が所有するシードル「ストロングボウ ゴールドアップル/ダークフルーツ」(各オープン価格、330ml)を飲食店先行で発売する。
8月21日マスコミ向け新製品発表会が開催された。
同ブランドは、世界的には有名だが、日本での本格展開は今回が初めてとなる。当初飲食店で販売し(想定価格約600円)、販売実績をみて、今後一般市場への投入を検討する。
近年RTD市場は、消費者の嗜好の多様化などにより拡大傾向が続いている。
<2016年の世界のシードル生産量は1.8倍に>
(出典:キリン新製品発表会資料)
また、世界ではシードルが伸長しており、2005年生産量と比較すると2016年は1.8倍に成長している(以下:ハイネケン社調べ)。
特にドライシードルより、スイート系のシードルは5年間で24.8%伸びている。
従来から人気があったイギリス、フランス以外にも北米、東欧、アフリカでも人気を得ている。
さらに、飲用者属性を見ても、ほぼ男女半々で、性別を問わず好まれている。
日本のシードル市場も、2015年からの3年間で約2割拡大するなど好調に推移している(キリン調べ、2015年1月~2017年12月シードル市場・主要銘柄累計販売容量)。
「ストロングボウ」はイギリスで誕生した、リンゴを発酵させて造ったスパークリングのお酒。
甘くフルーティな味覚から男女問わず若者に支持されており、すっきり飲みやすいため食事との相性が良いことが特長となっている。
定番の「ゴールドアップル」は、何種類もの厳選されたリンゴを使用。
リッチで香り高くスッキリした味で、魚介類やカマンベールチーズなどに合うという。
「ダークフルーツ」は、カシス風味のシードルで、肉料理やジャム、クリームを使ったスイーツなど、味が濃い料理に合う。
パッケージは、果汁感を感じさせる透明びんにはリンゴのエンボスを施し、ラベルにはイラストでリンゴを表現した。
リンゴで造られたお酒であることがストレートに伝わる、スタイリッシュでおしゃれなデザインを採用した。
8月21日に行われた新製品発表会で、キリン・ハイネケンのマータイン ファン クーレン社長は、「主要ターゲットを20~35歳とし、クールで都会的なアルコールとして広めたい。シードルは、男女ともに人気がある。ストロングボウは世界でも競合メーカーの2倍以上を売り上げており、日本の消費者にもまずは料飲店で楽しんでほしい」と話した。
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