日本フードサービス協会/10月の外食産業売上1.7%増、26カ月連続増加
2018年11月27日 10:20 / 月次
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日本フードサービス協会が発表した外食産業市場動向調査によると、外食産業の10月度売上状況は、前年同月比1.7%増と26カ月連続で前年を上回った。
10月は、日曜日が1日少ない曜日回りであったが、比較的天候に恵まれたことや、2週続けて週末に台風の上陸・接近があった前年と比べ、客数は堅調に推移した。
ファーストフード業態の全体売上は1.5%増と前年を上回った。
「洋風」は、携帯会社とのコラボキャンペーンの効果で客数増加も、客単価が下がったことなどから、売上は前年並みの0.1%減9。「和風」は、引き続き他業態とコラボした割引キャンペーンなどで客数堅調、売上4.1%増だった。
「麺類」は、店舗増とフェア品の好調で客単価が上昇し、売上1.1%増。「持ち帰り米飯・回転寿司」は、アルコール販売や期間限定メニューの販売が好調で、売上は2.9%増。
「その他」は、「アイスクリーム」が前年と同じく実施した携帯会社とのコラボキャンペーンで売れ行き堅調、売上1.9%増となった。
ファミリーレストラン業態の全体売上は0.7%増と前年を上回った。
業種別では、「洋風」「和風」ともに、期間限定メニューなどの支持で客単価の上昇傾向は続いているものの、客数の減少も続いており、売上はそれぞれ0.3%増、0.2%減となった。
「中華」は、引き続きキャンペーン効果や価格据え置きなどで客数堅調、売上は2.7%増。「焼き肉」の売上は23カ月連続して売上増加だが、休日が少ない曜日回りの影響もあり、伸び幅は縮小した。
「パブ・ビアホール」は、店によって明暗を分けたが、ハッピーアワー拡大等による集客増が支えとなり、売上2.0%増。「居酒屋」も安定した天候から前年より客数が伸び、売上4.1%増となった。
ディナーレストラン業態は、割引販売や季節限定フェア、大型の新店効果などにより、売上は1.9%増となった。
喫茶業態は、比較的安定した天候により冷たいドリンクも売れ行き好調のほか、お得な会員制プリペイドカードの発行数増大などで、売上は4.4%増となった。
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