リテールパートナーズ/山口県防府市にデリカ・プロセスセンター建設
2019年01月11日 15:10 / 経営
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リテールパートナーズは1月11日、山口県防府市に「(仮称)丸久デリカ・プロセスセンター」を建設すると発表した。
同日開催の取締役会において、連結子会社である丸久の新センター建設に係る設備投資計画を決議したもの。
投資予定額は70億円で、精肉・水産食品のパック加工、弁当、惣菜製造と出荷を行う。
中期経営計画に基づき、スーパーマーケット事業における将来を見据えた物流体制と機能の再編をする一環。
惣菜、弁当の製造のレベルアップ、各店舗で行う生鮮食品(精肉、鮮魚)の加工を集中処理し、各店舗における作業負担を軽減する。
最新の設備を導入することで原料の入荷から商品の加工や出荷、センターから各店舗への輸送中においても温度・衛生管理を一元的に行い、より安全で安心な商品を消費者に届けるという。
物流効率面では、水産、精肉、惣菜食品の製造拠点の一元化、計画地が現低温物流センターと隣接地であるため、混載運用が簡素化され、横持配送が軽減されることにより、更なる物流機能の最適化が実現できる。
今後のハッサプの義務化と食品表示法の改定に備え、高度な安全管理体制を整備する。
このセンター新設は、採用・労働環境や物流事情において厳しさを増す状況下においても、積極的に新規店舗を出店しグループ機能を強化して事業を拡大するという、丸久グループ全体の成長戦略の要と位置付けているという。
設備投資の内容
名称:(仮称)丸久デリカ・プロセスセンター
所在地:山口県防府市大字江泊2477-1、2178-1
敷地面積:29,894m2
延床面積:14,016m2
機能:精肉・水産食品のパック加工、弁当、惣菜製造と出荷
投資予定額:70億円
着工予定:2019年3月
竣工予定:2020年5月
稼働予定:2020年9月
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