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清涼飲料/8月1位は4カ月連続で伊藤園「お~いお茶 緑茶」

2020年09月08日 11:20 / POS分析

マーチャンダイジング・オンが発表した新商品の売上ランキングによると、8月の清涼飲料の1位は、4カ月連続で伊藤園「お~いお茶 緑茶」2リットルだった。

「お~いお茶 緑茶」は、国産茶葉を100%使用した、香り高く、まろやかで味わい深い緑茶飲料(無香料・無調味)となっている。

<清涼飲料の新商品ランキング>
清涼飲料の新商品ランキング

2位は、キリン「世界のキッチンからソルティライチ」500ml。旬の果物を塩につけて下ごしらえした、タイの冷たいデザート「ローイゲーオ」を参考に開発。繊細な甘みと芳醇な香りのライチと、まろやかな沖縄海塩のベストコンビで、おいしく塩分・水分補給できる飲料だという。

3位は、サントリー「オールフリー」350ml×6。3月10日に刷新。「アルコール度数0.00%」「カロリーゼロ」「糖質ゼロ」「プリン体ゼロ」の機能はそのままに、「ぐっとくるのどごし」と「キレの良い後味」を実現した。

5週間以内に発売した商品は、4位カゴメ「トマトジュースプレミアム食塩無添加」720ml、6位アサヒ「三ツ矢特濃グレープフルーツ」500ml、13位伊藤園「TEA’sTEA生オレンジティー」500ml、19位アサヒ「三ツ矢アセロラ」500mlがランクインした。

4位カゴメ「トマトジュースプレミアム食塩無添加」は、8月4日発売。その年に収穫した国産完熟トマトを使用し、同社独自の「とれたてストレート製法」で作った、旬のみずみずしいトマトの味わいを楽しめるトマトジュース。

6位アサヒ「三ツ矢特濃グレープフルーツ」は、8月4日発売。「三ツ矢」特濃シリーズは20代男性の濃い果実の味わいを楽しみたいという要望に応え、甘さと酸味のバランスが取れた厳選果汁を贅沢に使用して、微炭酸で爽やかに仕上げた炭酸飲料。果実成分が沈み込むほど濃厚なグレープフルーツスカッシュに、香り高い果実オイルを加えることで、果実をまるかじりしたような濃厚な味わいだという。

13位伊藤園「TEA’sTEA生オレンジティー」は、生のオレンジスライスを紅茶と一緒に抽出した、香り広がるフルーツティー。

19位アサヒ「三ツ矢アセロラ」は、8月18日発売。アセロラフレーバーの酸っぱい味わいと炭酸の刺激で、暑い季節の疲れた時の気分転換にぴったりな、1日分のビタミンCとクエン酸を配合した「三ツ矢」ブランドで最高レベルに酸っぱい炭酸飲料となっている。

2019年3月に自動販売機限定商品として缶(300ml)発売したが、「三ツ矢」ならではの爽快感とクセになる酸っぱさが好評で販売が好調であったため、コンビニエンスストアやスーパーでの販売用に、後味のキレを良くし、刺激感を強化したペットボトル商品を発売した。

新商品ランキングは、マーチャンダイジング・オンが提供するRDS-POSを活用し作成した。

RDSとは、食品・日用品を中心に取り扱い、POSシステムを導入している全国の小売業(総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア等)からPOSデータを収集、整備、データベース化したもの。

新商品の定義は、過去半年(26週)以内に発売された商品。これまでに実績のないJANコードで過去半年以内に初めて売上実績が上がった商品を新商品と定義した。

ただし、パッケージ変更やリニューアルなどでJANコードが変更されることがあるため、見覚えのある新発売ではない定番商品も新商品ランキングに含まれる。

売上は、最新の4週間の全国での100店舗当たり販売金額を基準とした。最新の5週間以内に発売された商品には☆印を付け、最もホットで売れている商品を紹介している。

■RDSについて
小売業:https://www.mdingon.com/services/new_rds/

メーカー・卸業:https://www.mdingon.com/products/market_pos/

注:マーチャンダイジング・オン社提供のRDS-POSデータ分析については、記事、写真、図表などを複写、転載などの方法で利用することはできません。

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