丸井/オンラインの商業施設出店サービス「OMEMIE」本格スタート
2022年01月20日 14:30 / 店舗
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丸井は1月20日、COUNTERWORKS(カウンターワークス)との協業により、リアル店舗への出店サービス「OMEMIE(オメミエ)」の運用を本格的にスタートした。
OMEMIEとは、マルイ店舗への出店の検討から問い合わせ、契約までの手続きがオンラインで行える出店サービス。1月のサービスインでは25店舗、合計約150の区画をサイトに掲載し、まずは短期出店での申込みを中心にスタートする。将来的には長期の出店希望者への対応も視野に入れている。
出店の検討材料を見える化したのが特徴で、区画の賃料や施設内の設備、環境などの情報をサイトで公開(一部店舗を除く)するため、個人事業主やリアル出店未経験の人も、気軽に出店を検討できる。また、OMEMIEでは、出店者の希望するエリアや利用目的などに沿った区画をサイトで検索できる。
契約の手続きまで、すべてがオンラインでできるのが特徴。区画が決定したら、出店に関する契約内容を担当者とすり合わせる。Web会議、または「OMEMIE」内でのメッセージ機能でのコミュニケーションも可能で、最後に、電子契約を交わせば準備は完了する。
現在、ECサイトの開設は、サービスの普及により簡単に行えるようになり、個人や小規模事業者など、誰でもチャレンジしやすい環境になった。一方、リアル店舗への出店は、契約形態や手続きがわかりにくく、ハードルが高いままだった。
そのような状況を改善し、どんな人でもリアル店舗の出店にチャレンジしやすい仕組みをつくるべく、2019年11月に丸井グループが資本業務提携契約を締結しているCOUNTERWORKSと議論を重ねていた。
OMEMIEは、COUNTERWORKSが開発したシステム「SHOPCOUNTER Enterprise(ショップカウンター エンタープライズ)」を使用している。システムは、出店意欲を持つ人にオンラインでアプローチしながら、テナント誘致にかかる社内の情報共有、申込・契約・請求などの附帯業務を効率化するリーシングプラットフォームとなっている。
そこで、OMEMIEは、「SHOPCOUNTER Enterprise」の導入第1号として運用を開始する。今後も、COUNTERWORKSの持つ商業施設DX支援サービスの知見・技術と、年間2億人が来店するマルイ店舗や、小売ノウハウを持つ人材といった丸井のリソースをかけ合わせ、オンライン発の新たなテナントやリアル店舗未経験のテナントの出店ニーズに柔軟に対応し、すべての人が出店しやすいシステムを構築することで、リアル店舗のさらなる価値向上を図る。
■OMEMIE
https://about-omemie.0101.co.jp/
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