ファミリーマート/商品ラベルシールを紙製に、年間約82トンのプラ削減
2022年09月28日 11:30 / 経営
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ファミリーマートは10月4日、プラスチック使用量の削減を目的に、弁当やパスタなどに添付しているプラスチック製の商品ラベルシールを、全国のファミリーマートで順次、紙製の商品ラベルシールに変更する。
<商品ラベルシール変更イメージ>
対象カテゴリー・商品は、弁当、おむすびパック、寿司バック、パスタや焼きそば、レンジ麺など調理麺の計約80種類。同取り組みによって、年間で約82トンのプラスチック使用量の削減効果が見込まれるという。
ファミリーマートでは、プラスチックの削減を重要な社会的課題であると認識し、プラスチック使用量の削減や環境に配慮した素材への切り替えなど、さまざまな取り組みを進めており、2020年2月には、環境に関する中長期的目標「ファミマecoビジョン2050」を策定。
持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年と2050年に向けた中長期目標を設定し、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマで取り組みを進めている。
<ファミマecoビジョン2050>
まず、温室効果ガスの削減のために、省エネ型機器を導入して店舗の電気使用量を抑制し、CO2排出の削減を進める。数値目標は、2030年に50%削減、2050年に100%削減(2013年対比)。
次に、プラスチック対策では、容器・包材に植物を原料にしたバイオマスプラスチックや再生PETを配合するなど、環境配慮型素材の使用を進め、オリジナル商品の環境配慮型包材・容器の使用割合を2030年には60%、2050年には100%を目指す。なお、レジ袋等の用度品を含めた環境配慮型素材割合は2030年度までに70%の水準を目指す。
そして、食品ロスの削減については、商品の発注精度の向上や容器包装の改良などによるロングライフ化を進めることで推進する。発生した食品廃棄物は、食品リサイクルループなどの取り組みにより資源の有効活用につなげていく。2030年に50%削減、2050年に80%削減を数値目標とする(2018年対比)。
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