ベイシア/栃木県大田原市に新業態「Foods Park」1号店オープン
2022年11月18日 17:01 / 店舗レポート
ベイシアは11月23日、栃木県大田原市の「旧ベイシア大田原店」を建て替えし、新フォーマットとなる「Foods Park」1号店「ベイシアフーズパーク大田原店」としてオープンする。18日、プレオープンを実施した。
コロナ禍を経験した現在、食品スーパーに求める顧客のニーズは大きく様変わりした。新業態により、新鮮さとおいしさのほか、買い物しやすく分かりやすい店内を通して、買い物自体を楽しんでもらう「食のテーマパーク」を体現し、現代の顧客の食に対する多様なニーズに対応する。
2020年9月に実施した消費者調査で、顧客はベイシアに「新鮮さ」を期待していることが分かった。この結果をもとに、部署横断的に改善プロジェクトを発足させ、生鮮食品の仕入方法の見直し、最新のテクノロジーを駆使した配送方法の採用など、社を挙げてさまざまな鮮度改善を推進した。今回、改良・改善した新スキームを大田原店に結集した。
ベイシアは、創業以来「For the Customers(すべてはお客様のために)」の理念のもと、「より良いものをより安く」をモットーとしている。「食品のプロとして、最良の品を最良の状態で届けることにこだわり、また食品を通して得られる体験を楽しんでもらいたい」。そんな想いを「Foods Park」に込めたという。
店舗では、「採れたて」「切りたて」「できたて」「揚げたて」など鮮度にこだわった商品を展開する。栃木県内の地場農家の「下野野菜」を販売する。そのほか、フルーツコーナーでは、鮮度感のあるカットパイン、旬のフルーツを使用したフルーツパフェを販売する。フルーツパフェの第一弾は、苺パフェとなる。
鮮魚コーナーでは、豊洲市場など全国の市場から直送で丸魚を品揃えする。要望に合わせて下処理を無料で対応する。朝、入荷した丸魚は、時間の経過によって適宜調理し、形をかえて、おいしさを維持して提供する。調理して提供することで、フードロス削減にも貢献する。
精肉コーナーでは、大田原店から始める取り組みとして、オリジナルブランド牛「ベイシアとろ牛」を開始した。プロの目利きが厳選した肉質4等級の牛を一頭買いすることで、赤身から霜降り肉まで、高品質で鮮度の高いさまざまな部位の肉を販売する。
惣菜コーナーでは、ベイシア史上最大規模のフライ売場を導入した。幅約7m×2段に30種類のフライを展開する。
また、かつて人気だったカレーバイキングを約5年ぶりに復活させた。さらに、約5年ぶりにギガ盛り焼きそば、ギガ盛りナポリタンを復活販売する。
お弁当で使うご飯は、山形県産「はえぬき」を店内で精米して炊飯する。炊飯直前に精米することで、ふっくら、みずみずしいご飯を提供する。
また、新たにベーカリーでは、バリエーション豊富な焼き立てクロワッサンを導入した。クロワッサンは、本場フランスから仕入れた生地を、毎日店内で焼き上げる。
オープン記念イベントとして11月23日~27日、毎日、小学生以下の子どもと一緒に買い物した先着200人限定で、ベイシアグループのロゴ入り缶バッジをガチャガチャで進呈する。缶バッジは、ベイシア、いせや、ワークマン、カインズ、セーブオンなどベイシアグループ各社の全10種類となっている。
ベイシアでは現在、展開中のスーパーセンターなどに加え、今後「Foods Park」を展開し、次世代の食品スーパーのスタイルを確立したいという。
■ベイシアフーズパーク大田原店
所在地:栃木県大田原市住吉町1-14-12
TEL:0287-23-5100
営業時間:10時~20時
定休日:1月1日
従業員数:正社員10人、パート・アルバイト60.5人(8時間換算)
駐車台数:250台
敷地面積:1万4642m2
店舗面積:3307m2
-
<青果入口のディスプレイ>
-
<花きも販売>
-
<ご当地フルーツも展開>
-
<精肉の特売コーナー>
-
<ベーコン・ウインナー売場>
-
<鮮魚コーナー>
-
<丸魚を積極的販売>
-
<有名な料理人が監修したおにぎり>
-
<サラダも豊富に展開>
-
<人気商品のベイシア唐揚げ>
-
<魚屋さんのお寿司コーナー>
-
<レンジで調理する麵も販売>
-
<魚屋さんの惣菜コーナー>
-
<カレーバイキング>
-
<ピザコーナー>
-
<チーズ売場>
-
<デイリー商品コーナー>
-
<冷凍食品売場>
-
<フライパンなどキッチン用品も販売>
■ベイシアの関連記事
ベイシア/千葉・佐倉店でネットスーパー開始
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。