ショッピングセンター/2月既存店売上19.9%増、外出機運高まり旅行客など増加
2023年03月24日 16:13 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が3月24日に発表した2月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比19.9%増となった。
月度 | 総合 | テナント | キーテナント |
7月 | 5.5%増 | 6.8%増 | 0.7%増 |
8月 | 15.8%増 | 19%増 | 4.1%増 |
9月 | 12.7%増 | 15.3%増 | 3.1%増 |
10月 | 9.2%増 | 10.7%増 | 3.1%増 |
11月 | 2.3%増 | 2.5%増 | 1.2%増 |
12月 | 4.9%増 | 5.4%増 | 3.0%増 |
1月 | 11.1%増 | 12.6%増 | 5.2%増 |
2月 | 19.9%増 | 23.8%増 | 6.9%増 |
前年同月は、全国的にまん延防止等重点措置が発出され外出自粛傾向が高まっていたが、今年は行動制限がなかったことや引き続き実施された全国旅行支援により外出機運が高まったことで来館者数が増え、前年超えとなる。
節分やバレンタインなどのイベント需要に加え、卒業式や入学式などセレモニー関連のオケージョン需要も高まったことで、全国的に約20%増の伸長となった。2019年と比較すると2.8%減とコロナ禍前を下回っているが、一部2019年を上回る地域やSCもみられた。
立地別にみると、中心地域は総合で28.7%増、周辺地域は16.1%増となった。外出機運が高まったことや、旅行客などの増加により、特に中心地域の大都市が好調だった。
業種別にみると、前年同月のまん延防止等重点措置の反動で旅行や出張による来館者数が増え、飲食、土産品が好調。衣料品については、月の前半は、気温低下により冬物商材の消化が進み、後半に気温が上昇したことで春物商材が高稼働している。
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